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ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

12月のおすすめ~霧のワインとチーズ

2016年12月09日 | チーズの話

イタリアの北西にあるピエモンテは山の足という意味だ。
アルプスの麓にある地域がピエモンテなのである。
トリノ・オリンピックが開催されたように冬はとても寒い地域である。
太陽に向かって斜面の広がるこの一帯には乾燥した夏も訪れる。
これらの条件がワイン造りに最適の地域である。
イタリアの高級ワインの大半はこの地域で生産されている。
その高級ワインの主役は“バローロ”や“バルバレスコ”であろう。
ワインの王とかワインの女王と呼ばれるワインである。
そのバローロ、バルバレスコを作るブドウが“ネッピオーロ”である。
このネッピオーロとは“霧”という意味だが、乾燥した夏から雪の降る冬に移る頃にこの地域は霧に包まれ、その時期に収穫されるブドウのためこの名前が付いたと言われる。
このネッピオーロからバローロを作った搾りかすにチーズを漬け込んだものがある。
これが絶品である。
“オッチェッリ・アル・バローロ”と言う。
ネッピオーロのワインとこのチーズをクアトロで合わせてみてはいかがだろう。







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