ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ワインのテイスティングのコツ〜その4

2019年06月14日 | ワインの話

サービス係がワインを抜栓する。抜栓したコルクがテーブルに置かれる。そして、サービス係がワインのお味見をお願いしますと言ってくる。ここからがいよいよ緊張の時だ。

サービス係がグラスにワインを注ぐ。

そしてあなたは、おもむろにそのグラスの脚の部分を持ち、斜め45度ほどの上方からワインの色を見る。次にグラスを鼻にグラスを近づけ香りを嗅ぐ。ここで、一度グラスを鼻から遠ざけて、グラスを時計と反対回りに3回転させる。そして、いま一度鼻にグラスを近づけ、香りを嗅ぎ、流れる動作でグラスを口に当てて液体を舌に乗せる。鼻から息を吸いこみながら液体を飲みこむ。

ここまでの所作には色々と意味があるものだが、茶道の所作のようなもので手順だけを覚えておこう。

ついに、じっと直立不動でワインボトルを抱えているサービス係に感想を述べる時がくる。

つづく

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