ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ワインのテイスティングのコツ〜その2

2019年06月12日 | ワインの話

料理に合うワインを注文したら、いよいよテイスティングである。

ソムリエは、ワインが注文されたものかどうか、エチケットを見せに来る。エチケットとは、ワインのラベルのことだが、ワインを究めようとする者は、あえてエチケットと呼ぶ。このエチケットには、ワインの情報がさりげなく記入されているのだが、ここはソムリエに任せて、メガネなど取り出さずに、頷いておこう。

ここでワインのボトルの形はチェックしておく。このボトルの形である程度のワインの味わいが推測できる。

ボトルが怒り肩の時は、ボルドータイプのワインで、赤ワインは濃厚で複雑さのある味わい。白ワインは、爽やかなリンゴ酸が特色である。

ボトルがなで肩の時は、ブルゴーニュタイプのワインで、赤ワインは軽快ながら奥行きのある味わい。白ワインは、樽熟のやわらかな乳酸が特色である。

これは、フランスワインに限らずに他国のワインも味わいのスタイルからボトルを選ぶ傾向がある。しかし、色々と例外があるので注意は必要だ。

さらに、細長いボトルはドイツワインで、赤は珍しいが白ワインは、甘みと酸が特色である。

この程度を押さえておき、これ以外のボトルの形は、変わった形のボトルですねとでも述べておく。

ボトルのチェックが済むと、やっとワインの抜栓にとりかかる。

つづく

 

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