世界三大ブルーチーズのひとつとされるロックフォールは、羊のミルクに青カビを植え付けたもの。
昔、羊飼いの青年が洞窟で休憩していると、可愛い娘が通りかかる。
その娘の尻を追っていった青年。
その首尾はどうか知らないが、しばらくして洞窟に戻ると忘れていったパンにカビが生えており、そのカビが羊乳に入りチーズになっていたのだが、それが美味しかったと云う。
さて、クアトロに入荷しているブルー・デ・コースは、その牛乳版のブルーチーズ。
ロックフォールと同じ地域で、パンの青カビを使い洞窟で熟成させるブルーチーズだ。
ロックフォールと似た味わいだが、こちらの方が食べやすいとの評価もある。
しかし、ロックフォールが羊飼いが娘の尻を追って生まれたチーズなら、このブルー・デ・コースは、牛飼いが同様に娘の尻を追っていったのだろうか。
どうもフランス人は、女好きである。
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