ベロフ(P)アバド指揮LSO(decca)CD
ピアノの低音に重みがないとこの曲は迫力がなくなる。オケも重量感ある響きが聴こえるので録音が良いのかもしれないが、雑味的にはけして最良の録音状態とも言えず、そういうドイツ的とでもいうような音を要求している部分もあるということか。解釈的にはストレートでぱっとしないといえばぱっとしないが必要な物は揃っており精度も高く、フランス的なものを殊更に求めなければこれで満足できると思う。
ピアノの低音に重みがないとこの曲は迫力がなくなる。オケも重量感ある響きが聴こえるので録音が良いのかもしれないが、雑味的にはけして最良の録音状態とも言えず、そういうドイツ的とでもいうような音を要求している部分もあるということか。解釈的にはストレートでぱっとしないといえばぱっとしないが必要な物は揃っており精度も高く、フランス的なものを殊更に求めなければこれで満足できると思う。