コンドラシン指揮クリーヴランド管弦楽団(FKM)1979/1/28live
バラけ気味だが鋭くリズムを刻み乾燥した音で突き進めてゆくコンドラシン。幸福感や皮肉な調子といった情緒的側面は浮き彫りにされないが、明るい音+純粋に音の躍動という点では十二分の効果を発するよう演奏させている。骨皮の印象はあるものの、曲が名旋律に彩られた平易なものであるがゆえ耳は楽しませる。録音にもホワイトノイズがのりステレオではあるがやや聞き辛く、おすすめにはできないがコンドラシンの技量は垣間見られる。
バラけ気味だが鋭くリズムを刻み乾燥した音で突き進めてゆくコンドラシン。幸福感や皮肉な調子といった情緒的側面は浮き彫りにされないが、明るい音+純粋に音の躍動という点では十二分の効果を発するよう演奏させている。骨皮の印象はあるものの、曲が名旋律に彩られた平易なものであるがゆえ耳は楽しませる。録音にもホワイトノイズがのりステレオではあるがやや聞き辛く、おすすめにはできないがコンドラシンの技量は垣間見られる。