○ドラティ指揮フランス国立管弦楽団(Lanne:CD-R)1970年代(65?)live
押せ押せスタイルでデトロイトのパレーに似たスタイルなのだが、どこかしっくりこない。この曲に必要な鋭敏な響きへの感覚がイマイチで(冒頭からなにやらリアルで有機的)、細部まで繊細に表現できてはいるのだが、それが「繊細」と伝わらない。明瞭感がなくロマンティックな響きの重みを感じると言ったらいいのか、パレーのからっと明快な感じとは違う。といってもドイツ風と言うことでもなく、「ロマンティック」としか言いようが無い。聴衆反応も今ひとつばらばら、これだけ音楽は盛り上がっているのだからそれは無いだろうと思うのだが、ここは音楽外の理由もあるのか。○にはしておく、普通に楽しめるから。
押せ押せスタイルでデトロイトのパレーに似たスタイルなのだが、どこかしっくりこない。この曲に必要な鋭敏な響きへの感覚がイマイチで(冒頭からなにやらリアルで有機的)、細部まで繊細に表現できてはいるのだが、それが「繊細」と伝わらない。明瞭感がなくロマンティックな響きの重みを感じると言ったらいいのか、パレーのからっと明快な感じとは違う。といってもドイツ風と言うことでもなく、「ロマンティック」としか言いようが無い。聴衆反応も今ひとつばらばら、これだけ音楽は盛り上がっているのだからそれは無いだろうと思うのだが、ここは音楽外の理由もあるのか。○にはしておく、普通に楽しめるから。