湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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☆プロコフィエフ:交響曲第7番「青春」

2017年07月21日 | プロコフィエフ
○ミュンシュ指揮ボストン交響楽団?(DA:CD-R)1953/11/27live

派手派手な演奏でびっくり。歌う歌う。分厚い旋律のうねりは対旋律についても同じで内声部の充実ぶりも目を見張るものがある。刻みがテヌート気味のバリ弾きで若干プロコらしくない、バンスタあたりがやりそうな雰囲気もあるし、アラも探せば出てこようが、録音が(悪いのは悪いが)そこそこ聴けるレベルなのがまたよい。3楽章に憂いが足りないが、1,4楽章の有名な緩徐主題はこの曲の表層的な魅力を深層まで染み渡らせるほどの壮麗なものとなっている。4楽章コーダ最後は4楽章の主題が戻ってコミカルに終わるバージョン。○。

※2010/12/17の記事です

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