湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

ラヴェル:序奏とアレグロ

2012年12月03日 | ラヴェル
○ベルクハウト(Hrp)ムジカ・ダ・カメラ(decca)LP

とにかくハープが素晴らしい。ニュアンスに富みアーティキュレーション付けがじつに細かく、音は細すぎも太すぎもせずしっかりしているが押しつけがましさは無く、それは楽団も一緒でニュートラルという悪い印象を与えるコトバを使いたくは無いのだが、いい意味でのニュートラルさがある。フランス往年の楽団がソリストに艶めかしい表現をさせたりひっくり返ったような「色彩的」な表現をとっていた、そういうものとは違うけれども、近現代の団体の透明で精緻な演奏ともぜんぜん違う。○。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ストラヴィンスキー:バレエ... | TOP | グラズノフ:交響曲第3番 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | ラヴェル