こちらは独特のセンスが光る、さすが高円寺という銭湯で、建物は古いマンション銭湯ですが、浴室の天井は無茶苦茶高い。浴槽は古き良き白湯銭湯仕様で左から熱い(ほんとに熱い)大きめの浴槽、普通の(でも熱い)浴槽、ジェット二基座り浴槽の三つが奥壁に並んでおり、それだけだと正直物足りない。壁に新聞の切り抜きが編集されひまつぶしに貼ってあるのも毎日だと飽きるかもしれない。シャンプー等完備ですが少ないw
だが、偶数日と奇数日で男女交代ではあるのですが、ここにはなんと男女間に全裸プールがあります。もとい男湯と女湯の境目に温水プールがあります。有料ですが3回分(3人分)だと500円なのでサウナ並みですね(1回では400円・・・ずいぶん違う)。銭湯のみ利用者は罰金1000円なので絶対入ってこない。微妙に浴室から見えにくい陰になり、すいている時間帯は独占できるので、思わぬ長時間をすごすことになりました。3メートル×5メートルほどのしっかりしたプールを、男女交互に障壁を開いて使わせているのですが、子供の遊び道具が保管されているのを見ても本来の水中ウォーキング用ではなく、親子プールとして重宝されてそう。
温度はぬるめで先に風呂で身体を温めることが推奨されている。5メートルっていってもけっこう泳げるもので、平泳ぎや背泳ぎで漂っていると、これはスパのようにヘッドフォン持ってきてずーーーっといてもいいよな(但し銭湯が2時間制限とかあるので2時間はいれない)。ぬるいのは正義。身体が楽。真冬だと全裸では風邪をひく温度と思われますけど、風呂と交互に入るといいでしょう。400円払っても貸し切りならおつりがくると思いました。全裸だからプール準備も何もいらない。消毒はしているようなので潜水は水中眼鏡を(鼻につく匂いはないです)。
そのほかこじんまりとした脱衣所には独特のセンスの絵入り注意事項など貼ってあって、上記看板のように多角経営もしているようで、内装的にも面白かったです。昭和レトロ入ってますが、近所なら3回券で来る価値あり。おそらく前情報どおり温泉認定基準には満たない程度のメタケイ酸を含む井戸水を使っており、つるつるになります。泳いでればどんな水でもなるわな、と言われると返す言葉はありません。
絵にあるとおり煙突はレインボーです。
プールはあるのは知ってたのですが、朝湯で訪れたのでよく分からないままだったのですが、ブログを読ませて頂いて、なるほどそういうことだったのかと理解しました(笑)
高円寺といえば小杉湯というぐらいあちらのほうが有名ですけど、ロビーから脱衣場に掛けての何ともいえない雑多感はなみのゆさんの方が高円寺らしいなと感じた記憶があります。
それとお湯がとにかく熱かった!
このへんも昔ながらの銭湯という感じでしたね。