○コンスタン・ランバート指揮ハレ管弦楽団(columbia)1943/3/26・SP
LPもしくはduttonあたりでCD化されていたかもしれない。オケはややアバウトだがランバートの引き締まった指揮ぶりはそれなりに聞かせる。いかにもイギリスのノーブルさといったものがロシア臭を払拭しており、終楽章にそれは顕著だが最後は盛り上がる。テンポは生硬なところもあるがリズム感は抜群。リズム感の有無は指揮者の能力に帰するのでこの作曲家が指揮者としても有能だったことの証左の一つと思う。中間楽章も聴き応えがある。部分的に変な箇所もあり(終楽章で音が一つ多いのか休符の数を変えているのかという箇所が気になった)やはり古い演奏であることには変わりない、ノイズもそういうものだと割り切って楽しんでください。
LPもしくはduttonあたりでCD化されていたかもしれない。オケはややアバウトだがランバートの引き締まった指揮ぶりはそれなりに聞かせる。いかにもイギリスのノーブルさといったものがロシア臭を払拭しており、終楽章にそれは顕著だが最後は盛り上がる。テンポは生硬なところもあるがリズム感は抜群。リズム感の有無は指揮者の能力に帰するのでこの作曲家が指揮者としても有能だったことの証左の一つと思う。中間楽章も聴き応えがある。部分的に変な箇所もあり(終楽章で音が一つ多いのか休符の数を変えているのかという箇所が気になった)やはり古い演奏であることには変わりない、ノイズもそういうものだと割り切って楽しんでください。