つれづれなるままに    2109  あれから4年

2015-03-11 17:34:20 | 季節感

東日本大震災から4年・・・当時の驚きがまだ忘れられません、この日のこの時間街に、デパート地下の大画面に人々が集まって食入いるように見ている群衆・・そこには津波で流される家々・・大勢のひとびとが高台をめがけて駆ける、その後ろから津波が迫ってくる何が起こっているのか一瞬わかりませんでした。観衆はあーあー声を発して事の重大さを知るには時間がかかったようです。

宮城県仙台・・私の故郷です。高校まで仙台で過ごし・・多くのお友達がいます。実家と連絡するのも2~3日かかりました。友との通信も安否確認も時間がかかりました。あれから4年今日もあの人同じように雪が舞っています。

震災の年12月・・第九の合唱団とボランティアで岩沼を訪れました。仙台空港飛行機から見る景色は砂漠のように木一本もなくまだ海水がそちこちに、会場では「第九」と鎮魂の歌・・ラクリモーザを歌いました。会場は当時遺体安置所だったそうで・・会場の周りには仮設住宅が立ち並び、あとは何もない草原のように思われました。収益金は子ども未来局に寄付されたようです。あの方たちは仮設住宅でまだ不自由な生活を送っているのでしょうか。今年はまた12月合唱団と共に訪れて見たいと思っています。

まだ2,500人あまりの人々が見つかっていないとのこと、我が家の花を手向けて・・・早い復興を祈ります。