オカリナでの施設訪問、演奏会も終わり、次の楽譜をいただきました。「群青」余り聴き覚えのない曲なのでネットで聴いてみました。
この曲は東日本大震災をきっかけに被災者側からの「メッセージソング」として生まれ、多くの人々を感動の渦に巻き込み、日本中でうたわれ続けている合唱曲だそうです。また
福島県南相馬市立小高中学校平成24年度卒業生と、音楽教諭の小田美樹によって作られた曲だと言うことも知りました。
なんと心に響く歌でしょう。 合唱曲として歌ってみたいとそんな気持ちになりました。
群青(歌詞)
ああ あの街で生まれて君と出会い
たくさんの想い抱いて 一緒に時を過ごしたね
今旅立つ日 見える景色は違っても
遠い場所で 君も同じ空
きっと見上げてるはず
「またね」と手を振るけど
明日も会えるのかな
遠ざかる 君の笑顔今でも忘れない
あの日見た夕日 あの日見た花火
いつでも君がいたね
当たり前が幸せと知った
自転車をこいで 君と行った海
鮮やかな記憶が
目を閉じれば 群青に染まる
あれから二年の日が 僕らの中を過ぎて
三月の風に吹かれ 君を今でも想う
響けこの歌声
響け遠くまでも あの空の彼方へも
大切な全てに届け
涙のあとにも 見上げた夜空に
希望が光ってるよ
僕らを待つ群青の街で
ああー
きっとまた会おう
あの街で会おう 僕らの約束は
消えはしない 群青の絆
また 会おう
群青の街で
福島第一原子力発電所から半径20km圏内に位置する福島県南相馬市小高区は、東日本大震災による原発事故のため全住民が今なお避難生活を余儀なくされており、小高中学校も市内の別の学校に間借りをして授業を行っています。この曲は、その小高中学校の生徒たちが、離ればなれになってしまった仲間を思って、つぶやいたり、書き留めた言葉の数々を同校の小田美樹教諭が綴って曲をつけた作品と言うことを知りました。
オカリナ、この気持ちをどう表現したらいいのでしょう。合唱曲を何度も聴き、それからですねオカリナは。