つれづれなるままに 981 ある日突然・・

2010-01-21 21:44:25 | 雑記
12月上旬、忘年会でお会いしたときは、何気ないおしゃべり、会話も弾み、ゲームをしたり、お弁当も、少しビールも口にし、楽しい時間を過ごしながら分かれました。その後1ヶ月、正月の間に何か起こったのか分かりませんが、突然意味不明の行動、話の辻褄が合わなくなりました。真夜中に娘さんの所に電話、亡くなったご主人がまだ帰らない、布団を敷いて待っているのにとの電話、真夜中1時頃だったとか、遠く離れている娘さんから朝、電話を頂きました。早速出向き、話を聞きました。気丈夫な方で今まで人の世話など受けることなく、何事も一人で、町内の監査も引き受けて活動的な方でしたが、病院で見ていただいたら軽い脳梗塞との診断、治療もなく薬だけとの事、10日ほどで退院してきました。これからが大変です。
今病院は長くは置いてくれません。後は自宅でと、一人暮らしこれからどう支えて良いのか、専門家を交えての話し合いが行われました。まず困ったことは、1日3回飲む薬を忘れることです。10時頃訪問、薬は飲みましたかと、分かりやすいようにセットされた薬も、昨晩は飲み忘れ、朝の分もまだ、飲んでいただき、昼の分も机の上に置いてきましたが、週2回程度の訪問看護では後の日はどうしたらよいのでしょうか。後は地域の方々のボランティアにお願いするしかないとの答えでした。100所帯程度の小さな町内ですが、65歳以上が92名、75歳以上が45名、年寄りを元気な年寄りが介護する時代になってきました。私共もいつそのようなことが起こるか誰もわかりません。「人様にご迷惑を掛けたくない」といっても、現実は避けられないことかもしれません。
病院には置いてくれない。施設は高すぎる。子供には迷惑を掛けたくない。子供との同居は嫌だ。自分の家があるのでここで過ごし、ここで死にたい。
分かる・・しかし年を取ったらある程度の妥協はしなければならないのかもしてません。

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