つれづれなるままに 208 人は成熟するにつて ますます若くなる

2007-02-21 12:02:08 | 雑記
3回目の公開講座
82歳、高齢社会システム研究主宰上泉氏の講演がありました。
82歳とは思えない矍鑠とした方で、キリスト教の信仰者とか、物静かに語りかける言葉は、聖書を淡々と読んでいるかのごとく、しかし訴える話方は一つ一つ、心を動かされました。
1936年100歳の方は153人、今や2003年で2万562人と増え続けています。
人間は病に罹らなければ120歳まで生きられるとか、人間の持つ機能が最高30歳で100%とする1年毎に1%低下しても、100歳でもまだ30%の機能が残っていることになります。
老いやすいのは、趣味、物事に熱中できない、仕事を失うことであり、他人のお役に立つことは高齢者にとって尽きない喜びでもあります、年齢を重ねるにつれ、成熟した知恵が生まれます、それは教科書にも大学でも修めることではなく、実生活の経験者であり、これを他人に与える事ができます。また人間には、肉体年齢と精神年齢とがありますが、精神年齢は自分自身で精神を若く保つ事ができますし、知恵は使えば使うほど楽しく学べます、学べば面白くなって、使われている頭脳は間違いなく、長持ちします。歳老いることはすばらしい事だそうです。
使えばよくなる、使わねばだめになる。
年を重ねる事は、理想や夢を持っている限り老いることはないのだそうです。
  昨年大学文化祭の司会を務めました。その時の私の言葉
        青春とは 人生のある期間ではなく
        心の持ち方をいう
        年を重ねただけで 人は老いない
        理想を失った時  はじめて人は老いる

        臆病に心を閉ざした時
        二十歳であろうと人は老いる
        頭を高く上げ希望の波を捕らえる限り
        八十歳であろうと 青春真っ只中
                (サムエル・ジュンソンから)
思い出しました。私は今、青春真っ只中

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1 コメント

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歩け、歩け (どぶ)
2007-02-21 13:32:59
健康を追求するあまり不健康になってしまう。
安全を追求するあまり危険が増えるのと同じ。
 栄養剤や精力剤を手当たり次第飲んでも、
丈夫になるどころかさほどの効果があるとも
思われない。
足腰は使わなければダメ。歩け、歩けです。
雪道や氷の道も慣れればどうってことはない。
 エレベーターに乗るのを減らして、階段の
昇り降りに努めれるようにしています。
 
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