作庭家、重森三玲(ミレー)は本名は重森計夫、歴史的有名な画家ミレーの名から付けたようです。子供たちも全て画家の名が付けられているそうです。
今回は重森三玲庭園美術館を札幌から予約し実際に住んでいる、自宅から続く庭園を見せていただきました。 苔と石が組み合わされ書院前からみる枯山水庭園は部屋の内部からも鑑賞するように出来ていて 茶を中心に日々の暮らしがあったことがわかります。
周りには船を表し正面の石は三つの島を表現しているそうです。
「みのがさ」
右の木は「みのがさ」と言う木で、1本の木から2種類の葉が、葉先が3つに割れている、葉の中に丸い葉が隠れているので「みのがさ」と言うそうです。
茶室は約300年前の建物、この襖の絵が東福寺で見ることが出来る方丈市松模様です。この電気のかさは、彫刻家、ノグチ・イサムの作品で二人は交流があり、よくこの庭園を訪れていたそうです。
紅葉の名所東福寺この重森作方庭園があります。石組みとスギゴケ昭和13年に作られ、石は庭にあった廃石のリサイクルとか
これも作庭家、重森の庭、「八相の庭」と命名され近代庭園とされている。
西庭、「龍の庭」とも言います。龍が海中から昇天する姿、周りの白砂と黒砂は雲、竹箒は稲妻をあらわしている。
東庭は「不離の庭」 これは、熱病になった子供を山中に捨てられたとき、その子供を黒犬と白犬が子供を守る、その周りのにはオオカミが子供を食い殺そうと集まっている。これも重森作、哀れなので写真はカットしてきました。
長い旅行も目的があり、紅葉、美術館とブログを書くようになって、しっかりと見聞きするようになりました。次は大阪の印象も書いてみたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます