Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

東ヨーロッパの旅 37 マルボルク

2011-07-24 09:25:08 | 東ヨーロッパの旅 2011



日曜日の朝、雨の中を北へ向かった。トルンとポズナンは北のグダンスクとはずいぶん遠回りになるが、せっかくポーランドへ来たからにはすべて見たいと欲張った結果で、この日はポーランドの中央部から北へ266kmのマルボルグへ行くことに決めた。

途中で2度も激しい雨に襲われたが、マルボルグ近くへ来るとうそのように青空だった。
キャンプサイトへ入ってすぐ、洗濯機でシーツや衣類の洗濯。毎日雨が多かったからもう一週間も洗濯していなかった。
サイトの松の木に紐を渡して夕方8時ごろまでにはほとんど乾いた。雨さえ降らなければ、気温は上がって暑くなってくる。







サイトの近くにアドベンチャー・グラウンドがあり、子供たちが年齢にあわせた高さのロープで楽しんでいる。私ももうちょっと若かったら空中綱渡りなどやってみたかった。






キャンプサイトから歩いて10分くらいにあるマルボルグ城はヨーロッパ最大のレンガ製の城で1247年ドイツ騎士団によって建設された。
第二次世界大戦時ドイツの爆撃で破壊されたが、戦後復興して現在は博物館になっていてユネスコの世界遺産に登録された。




夏休みに入ったせいもあり切符売り場も長い行列だった。大きな城内もあらゆるところで観光客が込み合っていた。







場内には尼僧院もあり墓地や礼拝堂などもある。月曜日は多くの見物場所が閉まるのでこんなに大きな城内でも見るところは限られてくる。城の中庭の小さな塔の上にペリカンが雛を育てている像があるが、説明によれば自分の血を採って雛を育てるというキリストの受難を象徴しているものだそうだ。



高い塔へ上るのは別料金だったが、周囲がすべて見渡せ降りたら川向こうへ行ってみようと思った。









お城を出ると周囲にはお土産屋が並び,売っているものも,中世騎士の衣装や武具がほとんど、子供たちが楽しんでいた。







陸橋を渡り川向こうからの城を満喫し、川筋のレストランで遅い昼食を食べ小さなマルボルグの繁華街を散歩して帰ってきた。
ここも来て良かったと感激したところの一つ。





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