ウェバから西に140kmのミエルノは荒れ狂うバルト海とヤムノ湖の間に横たわる細長い土地で、1.5kmほどの長い繁華街のあるホリディ・タウンだ。朝から小雨の降る寒い日で、お昼過ぎたどり着いた町はホリディー客で沸きたっている。
雨雲立ち込めるヤムノ湖は寒く、誰もいない。
雨が小休止していた午後、この町の探索にでかけた。
長い繁華街から海岸へ向かってゆく通りはほとんどのホリディ客が宿泊しているらしいホテルやレストランが並び、たどり着いた海辺は強風とたけり狂う荒波で、一週間か2週間の夏休みでこの海に来たであろう人たちを気の毒に思う。
気温も一週間前とはあまりの変わりようで、14,5度しかない。海が楽しめないならと繁華街のあらゆるエンターティンメントは大繁盛だった。
レストランの食べ物はここもやっぱり海辺だけあって、魚のフライとチップスがほとんど。
2箇所で見かけたこの美味しそうな料理をぜひ試してみようとこの夜は出直して食べに行った。
ポークと野菜のトマト味煮込みとローストポテト、マシュルームの塩味煮つけ、すべての味付けが濃くて私たちには塩っ辛すぎた。そして飲み物も入れないで二人で17ポンド近くは高すぎる。あまり食い意地を張るものじゃないと感じいった夜だった。