やられた。
直木賞ばかりに気を取られていたので、最近の芥川賞には、正直いってあまり興味を示していなかった。
しかし、今回の受賞作と、そして何よりも受賞作家の個性に、強烈な引力を感じた。
西村賢太氏。
僕にとっては、ダークホースのような存在だった。
こんな作家がいたんだ。
しかも同世代で。
受賞の記者会見でのコメント。
「そろそろ風俗に行こうかな、と思ったところで(受賞を)聞いた。行かなくてよかったです」
そのコメントに、思わず拍手を送ってしまった。
いいぞ、西村氏!
これほど清々しく潔く男を感じるコメントを、僕は聞いたことがない。
何よりも、文壇の最高権威と風俗を天秤にかけた作家は、彼が初めてではないだろうか(笑)
さっそく西村氏の経歴と作品をネットで検索してみた。
面白そうな作品を書いている。
特に第134回芥川賞候補になった「どうで 死ぬ 身の 一踊り」は、ぜひ読んでみたい。
選考委員の山田詠美が、巧みな皮肉を込めながらも絶賛している。
10代は、村上春樹。
20代は、村上龍。
30代は、重松清。
その世代、世代で、僕が貪るように読みふけった作家たち。
もしかすると、僕の40代の調味料になるのは、西村氏の作品かもしれない。
直木賞ばかりに気を取られていたので、最近の芥川賞には、正直いってあまり興味を示していなかった。
しかし、今回の受賞作と、そして何よりも受賞作家の個性に、強烈な引力を感じた。
西村賢太氏。
僕にとっては、ダークホースのような存在だった。
こんな作家がいたんだ。
しかも同世代で。
受賞の記者会見でのコメント。
「そろそろ風俗に行こうかな、と思ったところで(受賞を)聞いた。行かなくてよかったです」
そのコメントに、思わず拍手を送ってしまった。
いいぞ、西村氏!
これほど清々しく潔く男を感じるコメントを、僕は聞いたことがない。
何よりも、文壇の最高権威と風俗を天秤にかけた作家は、彼が初めてではないだろうか(笑)
さっそく西村氏の経歴と作品をネットで検索してみた。
面白そうな作品を書いている。
特に第134回芥川賞候補になった「どうで 死ぬ 身の 一踊り」は、ぜひ読んでみたい。
選考委員の山田詠美が、巧みな皮肉を込めながらも絶賛している。
10代は、村上春樹。
20代は、村上龍。
30代は、重松清。
その世代、世代で、僕が貪るように読みふけった作家たち。
もしかすると、僕の40代の調味料になるのは、西村氏の作品かもしれない。