りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

後厄祓い。

2011-01-23 | Weblog
今日は、後厄祓いに行って来た。

一人ではなく、総勢12名。
みんな高校時代の同級生。

地元に残っている連中以外にも、
福山や岡山、遠くははるばる九州・小倉から戻ってきた同級生も。

お祓いをしていただいた場所は西国寺という歴史ある古刹。
宗派が真言宗なので、読経しながら護摩祈祷。

護摩焚きの炎を眺めながら、「本来“厄”っていう概念は神道の
はずだけど、お寺で祈祷してもいいのかなぁ?」と今さらながら
素朴な疑問。
まぁ、明治維新の廃仏毀釈までは神道と仏教は一緒くただったんだから、
そんなにこだわる必要もないか、と独りで納得。
そんなふうにつまらない自問自答しているうちに気がつくと、祈祷は
終わっていた。
罰あたり・その1



その後、打ち上げと、ちょっと遅い新年会も兼ねて至近の料亭へ。
10代からのつき合いの連中だから、口から出る話は、全部遠慮なし、
気がねなし。おかげで酒も進むわ、進むわ・・・。



その後、宴は場所をバーに移動。
一緒に厄祓いをしてもらった友人の行きつけのバーだそうで、日曜日の午後なのに、
無理をして開けてもらったそうだ。
その店は初めて顔を出した店だったけど、なかなか暖かくていい感じの店。
知らなかったなぁ・・・常連になるかも。



チューハイをお代わり、ナッツもお代わり、歌うカラオケは80'S♪
気がつくと、3時間以上も長居してしまう始末。

そこで一度お開きをして、同級生の半分が帰宅。
腕時計を見ると、午後6時。薄暮。しかし、昼間っから酔っ払った40代の
オッサンたちには、“午前6時”のような感覚(笑)
だ~~れもいない、日曜の夜の歓楽街を、千鳥足で右往左往。当たり前だが
開店している店などありゃしない。
やっと見つけた居酒屋に入って、残ったメンバーで3次会。
話す話は山ほどあるので、ネタには一向に困らない。
懐かしい話、バカな話、真剣な話、仕事の話・・・・。
駆け引き不要な関係だからこそ話せる話もある。

午後7時、お開き。

さすがにグデングデン。
財布もスッカラカン。

でもそれだけの価値ある時間を過ごした。
それだけは自信を持って言える。

みんなと別れて、一人、海岸通りを歩いて家路をたどる。
少しずつ冷静な、いつもの“りきる”に戻りはじめる。

よく考えたら・・・本当の厄払いは、祈祷後の底抜けに楽しかった、あの飲み食いの
時間だったような気がする。そこで身体の内外についたすべての埃や錆を、払い落した
ような気がする。
だったら・・・。
だったら、最初のお寺の祈祷は行かなくてもよかったんじゃないか?
・・・と、これまた本末転倒なことを考えた。
罰あたり・その2。

・・・・今年1年が、いい年でありますように。
コメント
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