一昨日の「イカ天再発見事件」が尾を引いているのか、昨夜、ある曲をダウンロードした。
「幸せであるように」FLYING KIDS
イカ天出身バンドの曲で僕にとっては唯一と言っていいほど、琴線に触れた曲だ。
当時、僕は真夜中のコンビニでアルバイトしていて、深夜のコンビにの有線から
この曲がヘビーローテーションで流されていた。
だから正確には琴線に触れたというよりも、否応に刷り込まれた、と言った方が
正しいような気がする。
そういう歌は、その歌自体に思い入れがないので、歌を聴くたびに、歌の風景ではなく、
その周囲の風景を思い出させる。
つまり、当時の生活や自分自身や友達・・・まぁ、そんなところだ。
21年前の冬から早春。
荒んでたなぁ(笑)
見た目はそうでもなかったかもしれないけど、身体の内面は41年間の人生で一、二を
争うほど乾ききっていた。
この歌を聴くと、そんな自分を思い出す。
そんな自分の周囲の風景を思い出す。
りきる、20歳。
まだ何ものでもない自分に苛立っていた、1990年。
FLYING KIDS「幸せであるように」