rock_et_nothing

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小澤征爾指揮、水戸室内管弦楽団:モーツァルトとハイドン

2012-01-19 23:54:20 | 音楽たちークラシック
今日は、小澤征爾指揮、水戸室内管弦楽団でモーツァルトとハイドンの演奏会があった。
といっても、コンサートホールで聴いたわけではない、ありがたいことにテレビで中継があり、それを楽しんだのだ。

曲目
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136(125a)
ハイドン:チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1
 チェロ独奏:宮田 大
モーツァルト:交響曲 第35番 ニ長調 K.385〈ハフナー〉

ディベルティメントは、大好きな曲。
ハフナーも、華やかに軽やかで、初期のディベルティメントより壮大な曲調だ。
ハイドンのチェロ協奏曲第1番も、宮廷音楽として洗練された瀟洒な音楽。
ハイドンとモーツァルトは、同時代を生きた作曲家で、親交もあり、モーツァルト遺児の世話をしている。

この演奏会、美しく整った演奏で、爽やかな印象を持った。
惜しむらくは、きちんとした音響設備のもと、聴きたかった。
音の重なり、揺らめきが、もっとよく感じられただろう。
また、印象が変わったかもしれない。

マエストロ小澤征爾の、音楽への飽くなき情熱に拍手。
音楽の贈り物を届けてくれた、室内管弦楽団の皆さんに感謝。
幸せなひと時を得られた幸運を、今日の宝物としよう。