子供たちが幼かった頃、図書館から絵本を借りてきては、毎日のように読み聞かせをしたものだ。
ミッフィーの作者、ディック・ブルーナの文のないものから、わかやまけん作こぐまちゃんシリーズ。
宮西達也作おまえうまそうだなシリーズ、アン・グッドマン作ゲオルグ・ハレンスレーベン絵リサ&ガスパールにペネロペシリーズなど、様々なシリーズもの。
それ以外にも、恐竜系や食べ物系の絵本を、たくさん読み聞かせた。
今日の昼は、頂き物の生ラーメンだった。
そこで、ふと赤川明作”ラーメンのかわ”という本を覚えているかと、中くらいの人に尋ねみた。
はっきりとした内容は覚えていないけれど、子供心にも衝撃的で、うらやましく思った印象があると返ってきた。
それから、ドム・マンセル作”恐竜が町にやってきた!”を、繰り返しせがんで読んでもらったことがあるとも。
読み聞かせをせがまれて、いつまでしていただろう。
小さい人が小学2年生の頃まで、していたかもしれない。
そのときに、中くらいの人も寄ってきて、一緒に聞き入っていることもあった。
なぜか、リクエストさえする始末。
いまではもう、読み聞かせなどせがまれることはない。
かえって、風邪で寝込んでいるときに、小さい人が、本を読んでくれるようになってしまった。
中くらいの人は、自分で読みたい本を探してきたり、友達と貸し借りしては、何冊も重ね、貪るように読んでいる。
幼い頃に蒔いた読書の種が、ようやく芽吹いたのだ。
しみじみと嬉しく思う。
読書は、生涯通してできる楽しみの一つ。
誰に構わず、好きなときに好きなものを読み、楽しんだり、疑似体験をしたり、知識を得たり、自分を肥やすことができる。
しかし、時間をただ紛らわすには、いまの時代、あまり適しているとはいえない。
自らの意思で活字を追わないと、何も始まらないのだから。
能動性をもたないと、読書はできないのだ。
だから、本を読む行為は、押し付けても何にもならない。
幼い時から本の世界に親しみ、周りも本を人生の一部としているような環境が、読書を継続させる秘訣なのだと思う。
いや、蒔いた種の発芽率が上がるのに、一役買うくらいかもしれないが。
ともあれ、中くらいの人の読書の芽は出た。
それが大きく育つことを願い、本を片手に見守っていくとしよう。
ミッフィーの作者、ディック・ブルーナの文のないものから、わかやまけん作こぐまちゃんシリーズ。
宮西達也作おまえうまそうだなシリーズ、アン・グッドマン作ゲオルグ・ハレンスレーベン絵リサ&ガスパールにペネロペシリーズなど、様々なシリーズもの。
それ以外にも、恐竜系や食べ物系の絵本を、たくさん読み聞かせた。
今日の昼は、頂き物の生ラーメンだった。
そこで、ふと赤川明作”ラーメンのかわ”という本を覚えているかと、中くらいの人に尋ねみた。
はっきりとした内容は覚えていないけれど、子供心にも衝撃的で、うらやましく思った印象があると返ってきた。
それから、ドム・マンセル作”恐竜が町にやってきた!”を、繰り返しせがんで読んでもらったことがあるとも。
読み聞かせをせがまれて、いつまでしていただろう。
小さい人が小学2年生の頃まで、していたかもしれない。
そのときに、中くらいの人も寄ってきて、一緒に聞き入っていることもあった。
なぜか、リクエストさえする始末。
いまではもう、読み聞かせなどせがまれることはない。
かえって、風邪で寝込んでいるときに、小さい人が、本を読んでくれるようになってしまった。
中くらいの人は、自分で読みたい本を探してきたり、友達と貸し借りしては、何冊も重ね、貪るように読んでいる。
幼い頃に蒔いた読書の種が、ようやく芽吹いたのだ。
しみじみと嬉しく思う。
読書は、生涯通してできる楽しみの一つ。
誰に構わず、好きなときに好きなものを読み、楽しんだり、疑似体験をしたり、知識を得たり、自分を肥やすことができる。
しかし、時間をただ紛らわすには、いまの時代、あまり適しているとはいえない。
自らの意思で活字を追わないと、何も始まらないのだから。
能動性をもたないと、読書はできないのだ。
だから、本を読む行為は、押し付けても何にもならない。
幼い時から本の世界に親しみ、周りも本を人生の一部としているような環境が、読書を継続させる秘訣なのだと思う。
いや、蒔いた種の発芽率が上がるのに、一役買うくらいかもしれないが。
ともあれ、中くらいの人の読書の芽は出た。
それが大きく育つことを願い、本を片手に見守っていくとしよう。