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レンコンのきんぴら、レンコン賛歌

2012-10-09 21:22:49 | 食べ物たち

レンコンのきんぴら 9/10/2012

なんとも投げやりな画像で、レンコンのきんぴらに怒られそうだ。
陶器の器に盛ったのは、既に胃袋の中にあるし、いまさら盛り直すのも面倒だったのでオレンジ色に染まった画像と相成った。

しかし、シャキシャキとした歯ごたえのレンコンのきんぴらは、とても美味しい。
もちろん、レンコンはなかなかに高価なので、店で買ったものではなく、いつものレンコン農家の方からの頂き物だ。
いや、これはなんとも贅沢で、皮を剥けば透き通るような柔らかい白色の、切れば瑞々しく、みごとに新鮮なレンコンなのだ。
先日、レンコンを頂いた翌日、実家におすそ分けの4キロばかりを届けた。
母は、近所の方々に、更なるおすそ分けをしたのだが、そのなかの飲食業についておられた家の人が、皮も剥いていないレンコンを一目見るなり「なんと真っ白なレンコン!!」と驚嘆の声を上げられたそうな。
本当に、ひたすらに賛美したくなるほどの素晴しいレンコンなのだ。
これで何度目かの、レンコン賛歌。

そして、今日、最後のレンコンできんぴらを作った。
頂いて一週間冷蔵庫で保存していたのに、皮を剥くと変わらぬ白さと瑞々しさ。
水にさらすと、レンコンは生き生きと別の表情を見せる。
惚れ惚れする瞬間だ。
4センチくらいの長さに縦に細く切り、同じように切ったニンジンと炒め、鷹の爪でほんのり辛味を加えやや薄味にして、最後に煎った白ゴマを絡める。
レンコンのシャキシャキ感を大切に作ったきんぴらは、箸が止まらない美味しさ。
中鉢に盛ったレンコンのきんぴらは、瞬く間に無くなってしまった。

また、レンコンを頂いたなら、きんぴらにして楽しもう。
上品なきんぴらの世界が、私を待っているから。