rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

2014年ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート

2014-01-02 17:14:20 | 音楽たちークラシック
昨夜、途中の8時から、「ウィーンフィル・ニューイヤー・コンサート2014」をテレビで見た。
ほぼ毎年のように見ているけれど、今年は格別に思えた。
なぜなら、指揮者がダニエル・バレンボイムだったから。
シュトラウスを得意とするバレンボイムは、流麗で春の寿ぎに相応しい曲の表現をして、聴いている自分は心高鳴る思いがした。
リヒャルト・シュトラウス「カプリッチョ」の「月光の音楽」が、気に入った。

ちなみに演目は、以下の通り。   

エドゥアルト・シュトラウス
Helena Quadrille, op. 14

ヨーゼフ・シュトラウス
Olive Branch Waltz, op. 207

ヨハン・シュトラウス1世
Caroline Gallop, op. 21

ヨハン・シュトラウス2世
Egyptian March, op. 335
Seid umschlungen, Millionen. Walzer, op. 443
Tempestuous in Love and Dance, Fast Polka, op. 393


ヨハン・シュトラウス2世
Overture to the Operetta “Waldmeister”
Klipp-Klapp, Gallop, op. 466
Tales from the Vienna Woods, Waltz, op. 325

ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世
Vielliebchen, Polka française, op. 1

ヨーゼフ・シュトラウス
Bouquet Polka, Fast Polka, op. 188

リヒャルト・シュトラウス
Moonlight Music from the Opera “Capriccio”

ヨーゼフ・ランナー
The Romantics, Waltz, op. 167

ヨーゼフ・シュトラウス
Teasing, Polka mazur, op. 262
Shenanigans, Fast Polka, op. 98

レオ・ドリーブ
Variation dansée (Pizzicati) from the Ballet “Sylvia”

ヨーゼフ・シュトラウス
Dynamiden, Waltz, op. 173
Without a Care, Fast Polka, op. 271

ニューイヤーコンサートの演出で、宮殿内や美しい庭園で繰り広げられるバレエがあるが、特に今回のその衣装に目を楽しませてもらった。
衣装デザインは、ヴィヴィアン・ウエストウッド。
たしか、ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世の「ポルカ フランセーズ」の曲にあわせて踊った衣装が、タータンチェックの青と黄色の色鮮やかで可愛らしいデザインのものだった。
毎年、趣向を凝らしたデザインの衣装ではあるが、かといって印象深いものでなかったので、その意味でも今回のニューイヤーコンサート、目でも楽しめるものであった。

今年72歳になるというバレンボイム。
こじつけになるが日本でいうならば、午年の年男になる。
どうか彼が、素晴しい音楽をこの世界に送り続けてくれるよう、心から願っている。

今年の初めに、心が震えるほどの美しく楽しい音楽をありがとう。
ブラボー!

陽射しがたっぷりと降り注ぎ暖かな元日

2014-01-01 12:02:01 | 随想たち


無事に新しい年を迎えることができた。
なんと喜ばしいことか!
昨日に引き続き穏やかな晴天、目の前の公民館では地域の新年会が開かれていて、楽しげな笑い声が響いてくる。
初詣は、この会がひけた後、子供たちを連れて地域の神様方に新年の挨拶をしてこよう。
神様方は仲良しだ。
先日鹿島神宮へ行ったときのこと、大鳥居をやや過ぎた右側にお稲荷様も祭ってあった。
それぞれ専門職を受け持つ神様は、個別に社を構え、参る人々は願い事によって詣でる神様のところへ向かう。
我が家の周りにも、勝負の神様、安産の神様、農・商の神様と、多くの神様が祭られている。
だから、年の初めにはどの神様にもお参りするのだ。
さまざまなものによって生かされている、それを何とはなしに実感できる、それがこの神様めぐりであると、この地域に来て感じたことであった。

どうかみなさまが、今年を健やかにお過ごしになられますよう、心からお祈りいたします。