rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

冬ならではの星の輝き

2014-01-07 22:49:23 | 空・雲・星・太陽たち
昨日、細い月が西の空に早くに沈んだ夜の11時過ぎ、風もなく雲ひとつ浮かんでいない黒に近いインディゴブルーの空には、星々がくっきりと輝いていた。
星は、手を伸ばせば届きそうなくらい近く感じられた。
星の光は誘惑に満ちて、深々と冷え込んでくる外気に慄きながらも、意を決してベランダに出てみた。
夜空を見上げていると、段々を目が慣れてきて、木星やシリウス、プロキオン、ぺテルギウスなどの背後から、おずおずと気弱な星達が現れでてくる。
星達の色の違いや光の強さ加減を飽かず眺めていると、ポックルからプロキオンにかけて白く光る流れ星がさあっと走った。
しぶんぎ座流星群ではないだろう。
けれど星たちの誘いを受けて寒い外に出て見ていた甲斐があった。
冬の夜空からの素晴しい贈り物。
身体は冷え切ってしまったが、心は幸せに満たされた。
ほんとうに、冬の夜空は美しい。
今夜は雲がかかって星は見えない。
また星たちのお誘いがあったなら、たくさん着込んで出て見よう、星の軌跡の瞬きを。


餅の焼き方、こだわりますか?

2014-01-06 21:58:48 | 食べ物たち
今日、中くらいの人に褒められた。
「餅の焦げ具合が絶妙で、おばあちゃんの焼く餅に匹敵するようになったね。」
中くらいの人は、餅が大好きだ。
だから餅の焼き加減にうるさいほどのこだわりを持っている。
一方私は餅が苦手だ。
嫌いではないのだが、食べると胸焼けになってしまう。
それで、餅の焼き加減にそれほど注意を払っていなく、時にはオーブントースターで焼く場合もあった。
ところがオーブントースターでは理想的な焦げ目が出来ない。
自分の意見をはっきり言うようになった中くらいの人は、大好きな餅を最高の状態で食べたいと思うのはもっともで、焼き方に注文するようになったのだ。
その意見は十分に考慮されるべきものと理解して、それからは焼き加減に注意を払うようになった。
餅の一部が炭になる一歩手前まで強く焼き目をつける、焼餅の典型的な絵を思い浮かべていただきたい。
まさにそれが彼の理想だ。
今夜、雑煮のために餅を焼いたなら、その餅の焼き具合が理想系に当てはまった。
焦げた部分は餅に香ばしさを与え、味に奥行きを醸し出す。
上手に焦げた餅を焼けたなら、何もつけないで餅だけでも十分に美味しく食べられるものだ。
どうですか、皆さんは餅の焼き方にこだわりがありますか?

楽園のようなタスマニア島

2014-01-04 23:17:12 | 街たち
「にじいろジーン 地球まるごと見聞録」オーストラリア大陸の東南東にある島、タスマニア島。
タスマニア最大の都市ロンセストンは、19世紀前半のイギリスの田舎町を模倣した街並みで、また夏でも30度を越えることは稀である。
街から車で5分のところにあるカタラクト渓谷は、豊かな自然で市民の憩いの場となっている。
固有の動物が多くいるタスマニアならでは、「ウィングス・ワイルドライフ・パーク」においてカンガルーやワラビー、コアラ、フクロウネコ、ハリモグラ、タスマニアデビルの有袋類に出会える。
クレイドル・マウンテン=セント・クレア国立公園にあるクレイドル山は、1500メートルを越える山で、そこに広がる広大な原生林はレイン・フォレスト(温帯雨林)といわれ、世界でも有数だ。
タブ湖ではカヤックを楽しめ、このあたりに降る雨水はタスマニア・レインウォーターとしてそのまま飲めるほどきれいらしい。
タスマニアの特産品に、ラズベリーがある。
ここの気候はラズベリー栽培に適していて、霜が降りるとしっかりとした根が張り、品質の良いラベンダーがたくさん生るのだ。
南半球にあるオーストラリアの夏の1月に収穫され、オイルなども採られている。
「ブライドストーブ・ラベンダー・エステイト」では、ラベンダーを使ったお茶やケーキが楽しめる。
そのほかに、サーモンも有名。
タスマニア・サーモンは、きれいな淡水で育てられていて、「41゜サウス・タスマニア」で養殖時に使った水はエコロジーに気を使い水草で浄化してから自然に帰す。
タスマニアの自然が生み出す”ヒューオン・パイン”は、水に強く船にも使われるほど堅牢だ。
この木で作った様々なものを、ウッドクラフトの店「デザインセンター・タスマニア」で買える。
「タスマニアン・ウールセンター」においては、細くて柔らかく光沢のあるタスマニア・ウールの製品を置いてある。

オーストラリアは、独特の生態系がある大陸。
異文明が入って絶滅したものが多くある。
その後の歴史はけっして誇れるものではない。
もっともオーストラリアだけの話ではなかったな。
だが失ってしまっては取り返しがつくものではないから、どうか今以上動物たちや自然が危機に瀕することのないように、人は謙虚に生きなくてはならないだろう。
タスマニアは、地球の宝であるから。

芝の敷き布団、タオルの上掛け

2014-01-04 11:39:44 | ねこ

ふとんはいいな、ぬくぬく♪ 4/1/2014

だんだんと陽が射して、太陽のぬくもりが感じられるようになってきた。
歳をとって寒さが身に堪えるようになってきたねこは、暖を求めて芝生の上で丸くなる。
それを見かねた義母は、タオルを縫って作ったバスマットをねこに掛けた。
すると、外気に晒されなく体温がこもって暖かくなったねこは目を閉じて、寝息を立てて寝始める。
玄関前の枯れた芝生は、さながら「アルプスの少女ハイジ」の乾し藁のベッド。
開け放たれた玄関のドアからは、家族の気配が濃厚に漂い、ねこは安心して眠れるのだろう。
今年も楽しいねことの生活がまっている。
だからお互い健康には気をつけたいものだ。

夢心地でポップなダブスター

2014-01-03 23:58:53 | 音楽たちーいろいろ

Dubstar - Stars

イギリスで1992年ごろから活動している、ずばりドリームポップのダブスター。
家人が好んで聴いていて、つられて私も好きになった。
ボーカルのサラ・ブラックウッドの軽く優しげな声が、夢見心地の効果をよりあげている。
彼女の歌声と、詰め込みすぎていない音作りの曲が、良く合っていて素直に聴いていられる。
今夜から明け方にかけて、しぶんぎ座流星群が見られるという。
今のところ雲がかかって期待薄であるが、ダブスターの「スターズ」を脳内で再生しながら空を眺めてみようか。
ああ、それにしても、冷え込んできたな。


Dubstar - Anywhere