まず、最初に昨日の書き込みの訂正から
東京マラソン代表選考レースの権利獲得3人目は誰になるかと書きましたが、昨日の福岡国際マラソンで出場資格を得たのは、大迫傑選手に加えて、
6位の上門大祐選手(大塚製薬)
7位の竹ノ内佳樹選手(NTT西日本)
の3人でした。
これで男子で出場資格を得たのは北海道で獲得した村澤明伸選手(日清食品グループ)とあわせて4人となり、次に決まるのは5人目ということになります。
なお、女子の権利獲得者は北海道で優勝した前田穂南選手(天満屋)の一人だけですから、大阪国際女子マラソンか名古屋ウィメンズマラソンできまるのは二人目以降となります。
さて、
数日前、MtSN(マウンテンスポーツネットワーク)のメールマガジンが配信されてきました。
タイトルは
『山に入るという「リスク」を考えてトレイルランを楽しみましょう!』
で、今月発生したFTR100(ファントレイル100K)での滑落死亡事故について触れています。
TJAR覇者で消防隊員として山岳救助に携わっている望月将悟さんのことばを引用し、
「山に入るということはリスクがあるもの。何かが起こらないようにしっかりと準備や心構えをして、山に入らなければならない」
と述べ、山へ入るということの原点を考えるきっかけにという内容でした。
FTR100Kは100k以上の完走歴、または50K以上の2度の完走歴がなければ出走できないルールのはず。
お亡くなりになった方はSTY出走経験もある50代前半の方とのことで、出走資格を満たす、それなりの経験者ということ。
自分より若く、経験もある方でも事故に遭われるということですから、気を引き締めねば。
これまで自分は滑落や熊との遭遇などの経験はありませんが、改めて山を舐めてかかることのないように気を引き締めなければいけないと思います。
<マイルール>
1)晴天でもレインウェアやウィンドシェルは携行
(1500m以上に行く場合は両方携行または保温着も携行)
昨日は気温10℃ほどの標高400mの里山でしたが、
保温着としてファイントラックのメリノスピンL/Sを携行しました。
2)エイドキットは必ず携行
3)午後に行動する場合はヘッドライト、予備電池も携行
4)負傷時に備え傷洗浄のための真水を携行
昨日は400mlの水、500mlのポカリを携行
5)補給食はアミノ酸などのほかにお腹溜まるものを携行
昨日はVespaハイパー、プロテインゼリー、個袋に入ったあられを持参
6)転倒に備えてグローブは必ず着用
昨日も落葉で滑ったときも着用していたので、ケガはなし
7)滑落危険性のあるような箇所では安全優先
昨日はリハビリ目的なので終始歩きで通しました
8)熊鈴は必ず携行する(住宅地などでは消音)
昨日は他の登山者は誰もつけていなかったけど自分はちゃんと鳴らしました
9)家族には必ず行き先を伝えておく
(山頂などから写真を送る際に、下山予定を連絡)
などが、単独行動が多い、自分なりの安全原則
これを守っているから、事故に遭遇していないのだと思い、継続していきたいと思っています。
大会では
トップクラスのランナーがレインウェアや防寒着などの必携装備の不保持で失格になるなどの事例があり、自分が参加したレースでも「必携装備クリアしているの?」突込みをいれたくなる軽装な別種目のトップランナーから抜かれたりします。
勝負も大事かもしれませんが、命が一番大事です。
また、事故があればTRへの風当たりも強まり、せっかくスポーツとして認知度が高まっている時期ですから、山の新参者という意識を忘れず安全第一で楽しんでいければと思います。
今日、午前中は快晴
リハビリを兼ねてゆるく里山登山をすることにして、どこへ行くか検討
雪が積もっていない標高で、急坂でないルートが選べるところは?
検討の結果、富神山(とがみやま403m)に決定
綺麗な三角錐の形で、南からと北からの登山道は急ですが、西からの登山道は緩やかなので西から登ることにして、車で出発
標高300mの登山口の駐車場に停め、歩き始めるとわずかに標高を下げてから緩やに登り始めます。
長靴を履いた地元のおじいさんを抜いて、下りてくる外人さんとすれ違い(きれいな日本語でおはようございますと挨拶してくれました)。
手前の小さなピークを越えるルート(迂回路あり)を通って1.23km(法面距離1.28km)を20分で山頂に到着
東の方向(左から笹谷峠、雁戸山、南雁戸山、龍山、地蔵岳、熊野岳)が綺麗に見えました。
山頂には秋田から来たというおじいさんがいて、「今日は最高の天気だね」、「北のほうに見える雪をかぶった山の名前?」などと話し、15分ほど山頂にいて、帰りも20分かけてゆっくり下りて戻りました。
お昼からは福岡国際マラソンの中継を見て過ごします。
大迫選手が6分台は逃したものの7分台で3位に入る見事な走りで、東京マラソン代表選考レースへの出場権(2人目)も得て、2年かけて準備することができることになり、一歩ライバルたちから先行することができました。
3人目に先行レース出場資格を出るのは誰になるか、別府大分、びわ湖などの大会も楽しみです。