大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

魔法少女マヂカ・123『アキバ裏次元の戦い・1』

2020-01-22 14:29:38 | 小説

魔法少女マヂカ・123  

 
『アキバ裏次元の戦い・1』語り手:安倍晴美 

 

 

 えと……空を飛んでるんだけど。

 

 傍らには寄り添うようにミケニャンが飛んでいる。

 ミケニャンは詠唱によって、わたしをセントメイドにすると、ベランダのサッシを目いっぱい解放した。

 寒い!

 寒かったのは一瞬の事で、気が付くと山手線に沿った上空をアキバを目指して飛んでいるのだ。

 

「いちどツマゴメに寄ろうと思ったんだけどニャ……どうも、そうはいかないみたいニャ!」

 フニャフニャのネコ語だけど、緊迫した面持ちのミケニャン。

「アキバの上空が明るい……いや、燃えているのか?」

 アキバの中高層の建物が炎に煽られたようにチロチロしている。建物群の足元は幾百の悪魔が赤い舌を嬲らせているように炎で滾っている。

「予想よりも早い復活ニャ……」

 青ざめたミケニャンは言葉を繋ぎかねている……なんだ、このダークエナジーにまみれたデジャブは?

 子どものころに布団の中、タブレットで読んだ『魔法少女アギカ』の一節か? 卒論の映像文化史のレポートを書くために読んだ『吉原炎上』の残滓? はたまた虫眼鏡でアリを観察していて太陽の誘惑に負けて次々に焼き殺した負の想念の照り返しか?

「十四年前に陛下が滅ぼされたダークメイドが復活したニャ」

「陛下、陛下とは……」

「あんた、いえ、貴女様のことニャ、バジーナ・ミカエル・フォン・クルゼンシュタイン一世陛下!」

「……わたしが?」

「そうニャ! 十四年前にアキバのセントメイドクゥイーンであった陛下が、きゃつのHPを全損させて上で封印したダークメイドが復活したニャ!」

 ダークメイド…………封印……よもつ……ひらさか……」

「ちかごろの異常気象で黄泉平坂にほころびができてしまったニャ」

「黄泉平坂!? 思い出した! アキバの上空に次元の狭間を現出させて、はるか黄泉平坂までぶちのめして封印した! わたしが封印したのだ!」

「陛下、これを使ってニャ!」

 ミケニャンが放ってきた、ジャガイモ?

「不完全だけど、効き目はあるニャ! 思いを込めて振ってみるのニャ!」

「ジャガイモでか?」

「さっさとやってみるニャー!」

 手触りで分かった、これは男爵ではなくメイクィーン……」

「メイクィーンはメイドクィーンに通じるニャ」

「オヤジギャグか……」

「ギャグじゃニャい、メイドクィーンロッドの原初形態なのニャ! さあ、振ってみるニャ!」

「あ、ああ」

 目をつぶり左手にメイクィーンを握り、そこに弓があるように念を凝らした。

 

 シュィーーーーン!

 

 CGのようなエフェクトがしてメイクィーンは弓矢に変化して、わたしは力いっぱいに弓弦を引いた。

「出でよ、スプラッシュアロー!」

 たちまち解き放たれた矢は彼方のダークメイドの胸板を貫いた!

「メイーーーーーン!」

 効果はあった、ダークメイドは胸に深々と矢を突き立てられたまま、たちまちアキバの空高くに躍り上がった。

 

『復活したのかメイドクィーン……しかし、腕はまだまだだな……我が漆黒の衣をわずかに貫いただけに過ぎぬ。致命傷に程遠いわ……フフフ、では、またいずれな。イモクィーン!』

 それだけ言うと、ダークメイドは冬の夜空を西を目指して飛び去った。

「手負いのまま逃がしてしまったな……」

 仕留められなかった……一気に気だるさが襲ってきて、目を開けていられなくなって、真っ逆さまに落ちていく。

「バジーナ・ミカエル・フォン・クルゼンシュタイン一世陛下ぁ!!」

 ミケニャンが、わたしの真名を叫びながら手を伸ばしてくる、しかし、しかしなあ、助ける気があるなら、もっと短く呼んでくれないかなあ、さっきみたいにさ……ああ、地上に激突する……!

「バジーナ・ミカエル・フォン・クルゼン……!」

 だから短く言えって……間に合わない、激突するううううう!

 

 ドベシ!!

 

 げ、激突してしまった……。

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不思議の国のアリス・9『アリスのミッション・敢闘編』

2020-01-22 06:43:33 | 不思議の国のアリス
不思議の国のアリス・9
『アリスのミッション・敢闘編』    


 
 その日のうちにアリスは次の手を打った。

 アリスは、交換留学生である立場を利用した。
「東クン、ごめん。うちシカゴに帰ったらレポート書かならあかんねん。それで、ちょっとアンケートに協力してくれへん?」
「うん、ええで。そうか、アリスも、もう半年たつねんなあ……で、どんなアンケート?」
「いまから、ウチが、いろんな単語言うさかいに、思いついた言葉をすぐ言うて。たとえば、阪神……」
「タイガース!」
「うん、その調子。分からへんときは無理せんでええけど、なるべく言葉で答えてね」
「うん」
「ほな、いくよ……校長先生」
「タヌキ」
「地下鉄」
「通学手段」
「AKB48」
「高橋みなみ」
「前田敦子」
「キンタロー」
「アリス」
「不思議の国」
「ああ、ウチのこというて欲しかったなあ」
「あ、ごめん」
「ええよ、好きな女の子は、ほかにおるんやろさかい」
 ……と、暗示をかけておいて、その中に、クラスの子の名前をいくつか混ぜておいた。
「大杉」
「照れ屋」
「千代子」
「え……アリスのホームステイ先」
 
 ヒットした。

 千代子の名前を言ったとたん、それまでスムーズだった答えがつまった。
 で、答を言う前に、目が逃げた。これは、人間がウソ、または意識的に無関係な答を言う証拠である。アリスは、シカゴの高校の選択授業で心理学をとっている。その時に教えてもらったメソードである。これにひっかからないのは、このメソードにかなり慣れた人間か、特殊訓練を受けた……そう、あのカーネル伯父さんぐらいのものである。
 あと、いくつか無関係な質問をしたあと、念押しをした。
「渡辺(千代子の苗字)」
「え……マユユ」また、目が逃げた!
「恋人」
「募集中」
 日本人のステレオタイプの答え。ごていねいに、ほんのり赤くなっている。
 そのあと、メアドの交換をやった。
 
 目的は果たしたんだけど、東クン一人だけではワザとらしいので、教室に居た八人全てに聞かなければならなかった。まあ、こういうリサーチは苦手じゃないし、ほとんど遊び感覚でできた。
 ただ、その中に、アリスに好意を寄せる大杉が混じっていたことがモヤっとだった。

 アリスは、伯父のカーネル・サンダースに電話した。
 
 二日後に元国務長官のヒラリ・クリキントンが大阪に来て講演をすることになっていた。伯父は、その警備計画の打ち合わせもあって、先日大阪にやってきたのだ。アリスは、高校生を十人ほど加えてくれるように頼んだ。
「あ、それから伯父さん。伯父さんの名前で14日、帝都ホテル予約していいかなあ……ち、ちがうよ。あたしじゃなくて、友だちなんだってば! もう、ウソだと思うんなら、領事館のポリグラフにでもかけてよ!」

 アリスの敢闘精神は、涙ぐましくも、いかんなく発揮されていた……。
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巷説志忠屋繁盛記・14『写真集・4 渋川神社の境内』

2020-01-22 06:26:51 | 志忠屋繁盛記
巷説志忠屋繁盛記・13
 
『写真・4 渋川神社の境内』    
 
 この物語は、かつての志忠屋にヒントを得て書いたフィクションです
 
 
 タキさんは国鉄八尾駅のすぐ近くの植松町に住んでいた。
 
 そのあたりの写真は写真集のあちこちに載っているのだが、黒歴史に満ち満ちているのでスルーしてきた。
「あ、これは……」
 不覚にも目についてしまった。
 渋川神社の境内の写真だ。
 渋川神社はタキさんちの裏庭と言っていい、事実タキさんは自分の庭だと思っていた。
 タキさんの近所の公園には遊具らしい遊具が無かった。
 それが、なぜか渋川神社の境内にはシーソーや滑り台があって、近所の子どもたちの良い遊び場になっていた。
「なんで神社には、ゆーぐがいっぱいあるんやろ?」
 四年生になったばかりの百合子は、夕べお父ちゃんと喋って「ゆーぐ」という大人言葉を覚えたので、滑り台のテッペンに立って呟いた。
「そら、おれの庭やからやんけ」
 真後ろでコウちゃんの声が上って来たので、サッサと滑り降りる百合子。
 そんなことはお見通しなので、すぐ後ろから滑り降りてコウちゃんはペッチョリとくっついて滑り降りる。
「いやー、もうコウちゃん、ひっつくのんイヤやーー!」
「よいではないか~よいではないか~(^^♪」
「もーお代官様みたいなこと言うてもあかん」
 去年あたりからグッと大きくなったコウちゃんは暑苦しかった。
 幼いころは、こうやってくっ付いて転がっているとケタケタ無邪気に笑いあえたのが、ちょっと変わってきたのだ。
 たかが小学四年生なのだが、引っ付いてくるコウちゃんがうとましい。
 でも、コウちゃんには通じなくって、滑り落ちた地面では暑苦しく覆いかぶさってきた。
「いや、え、あ……百合子、なんで泣いてんねん?」
「もう、うっさい! コウちゃんなんか、あっち行けーーー!」
 そう叫んで、百合子は鳥居の方へ駆け出してしまった。いっしょに遊んでいた子どもたちはポカンとしている。
「ヒューヒュー女泣かしよった!」「エロの滝川やーー!」
 日ごろタキさんに頭の上がらない隣町のガキどもが囃し立てる。
 タキさんが仕切っているうちは遠慮しているガキどもだ。むろん隣町のガキと言えど邪険にするようなタキさんではないが、すすんで「きみたちもいっしょに」と優しく声をかけるような天使でもない。普段は蛙の面に小便を決め込むタキさんだが、百合子に泣かれて機嫌が悪い。

「じゃかましいわ!!」

 あっという間に隣町を駆逐した。
「コウちゃん、血ぃ出てるよ」
 五年生のリッちゃんが、年長らしく傷の手当てをしてくれる。
「もー、しゃーないやっちゃなー!」
「百合子」
 鳥居の陰から駆けてきて、ハンカチを出して割り込む百合子。
「ほな、ゆりちゃん、頼むよ」
 リッちゃんは穏やかに看護婦のポストを明け渡した。
「お、おー、すまんな」
 一瞬なにかが浸みて傷が痛んだ。
 膝の傷に目をやると、百合子の涙が落ちて浸みたのだと知れた。
 
 無性に頭を撫でてやりたくなったが、これ以上泣かれては困るので我慢した。
 
「マスター、ディナーでっせ」
 
 今日もチーフの声で現実に引きもどされるタキさんであった。
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オフステージ・(こちら空堀高校演劇部)・17・「やっと演劇部員は3人になった……」

2020-01-22 06:19:09 | 小説・2
オフステージ(こちら空堀高校演劇部)17
「やっと演劇部員は3人になった……」                      


 
 千歳が手を伸ばしたが間に合わなかった。

 寝返りを打った拍子に、須磨のスカートがめくれ上がり、千歳が伸ばした手に引っかかって太ももの付け根まで露わになってしまった。
「ちょっと、先輩は出てってくれる?」
「え、あ、うん」
 千歳に言われ、啓介はオタオタと部屋の外に出た。ほんの0.2秒ほどだったが、須磨のスカートの中身が目に焼き付いて閉口だ。
 上背がある美人であることは申し分ないのだが、あの寝ぼけた顔は願い下げだ。と思いながら、員数合わせの部員に復活してもらうだけなのだから、人格的にはどんな先輩でもかまわない。さっさと済ませよう。
 

「もう入っていいよ」

 これが、今の今までだらしなく居ねむっていた大先輩かと目を疑った。
 服装の乱れはもちろんのこと、クシャクシャのセミロングは、たったいまブラシをかけたように整ってツヤツヤと輝いていた。口元のよだれの跡も消え去り、このまま学校案内の表紙に使えそうだ。しかし、ついさっきの様子を見ているので、思わずエンガチョしてしまう。

「演劇部なんて、まだあったんだね……」

 松井須磨は浦島太郎のようなことを言った。
「あ、その、地味な部で……部員もオレと千歳の2人だけなんですけど、今週中に部員を5人にしないと廃部になりそうで。あ、どうも不甲斐ないもんで、申し訳ありません。で、まあ、とにかく週末の部活動の確認には間に合わせたくて、松井先輩の在籍確認をさせてもらいたんです」
 啓介は、空堀高校6年目の大先輩の威厳に打たれて、つい腰の引けた言い回しになってしまう。
「そんなに気をつかった言いかたしなくてもいいわよ。あたしも、毎日こんなタコ部屋登校にゲンナリしてたとこだから」
「松井先輩は、どうして、こんな生徒指導分室なんかにいるんですか?」
 千歳が円らな瞳で遠慮なく聞いた。
「あたし、もう6年目でしょ? 4回目の3年生。学校は追い出したくてしかたがないのよ。だから教室に行くのは禁止でね、こんな部屋でずっと……音をあげて、あたしが退学にしてくれって、自分から言い出すのを待ってるのよ」
「そんな、チョー留年生とは言え、学校がイジメみたいなことやってええんですか?」
「ハハハ、あたしも指導に従わないしね。ほんとは、それやってなくちゃいけないんだ」
 須磨は、部屋の隅の段ボール箱を指さした。
「え、なんですか、これ?」
 千歳は器用に車いすを操って、段ボール箱の中身を確認しに行った。
「わ、黄ばんだプリントがいっぱい!」
「学校が、あたしに課した課題。それをやっつけないと教室にもどれない」
「……こんなもん、1年かかってもできませんよ!」
「うん、3年分だからね」
「え、先輩て、3年間も、この部屋に居てはるんですか!?」
「正確には3年と2カ月。自分が所属している教室には行ったことがないからね。えと、今のあたしって3組だったっけ?」
「え、6組でしたよ」
「あ、そうなんだ」
「松井先輩は、この部屋に住み着いてるんですか?」
「ハハハ、まさか。9時ごろに登校して、ここに入って、6時間目の途中に帰ってるの。他の生徒と顔を合わせないようにね」
「それで今まで見たことが無かったんですねえ」
 啓介と千歳は顔を見合わせた。
「えと、在籍確認の書類は、君が手に持っているそれなのよね?」
「ああ、そうです」
 啓介が差し出すと、須磨はサラサラと必要事項を記入してハンコまで押した。

「じゃ、明日の放課後から部室に行くね」

 やっと演劇部員は3人になった……。
 
 え、いま部室に行くって言った? げ、幻聴だよな?
 
 恐ろしくて聞けない啓介であった。
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乃木坂学院高校演劇部物語・104『感情の記憶』

2020-01-22 05:56:38 | はるか 真田山学院高校演劇部物語
まどか 乃木坂学院高校演劇部物語・104   



『感情の記憶』


 柚木先生が、慌てて稽古場にやってきた。

「たいへんよ、ハルサイの公演が早くなっちゃった!」
「「「「えーー、どういうことですか!?」」」」」
 四人は声をそろえて言った(むろん乃木坂さんの声は、柚木先生には聞こえない)
「会場のフェリペがね、設備の故障で五月には工事に入るんで一ヶ月前倒しだって!」
「ええ、そんなあ……」
「間に合うかなあ……?」
「……なんとかしょう!」
 乃木坂さんが言った。
「なんとかなる?」
「だれと、しゃべってんの?」
 うかつに乃木坂さんに言った言葉を先生に聞きとがめられた。
「あ、二人に言ったんです。里沙と夏鈴に。で、間をとって二人の真ん中に……はい」

 その日から稽古は百二十パーセントの力が入った。

 乃木坂さんの演出にも熱がこもってきた。
「君たちの演技は形にはなっているけど、真情がない。地上げの仕事への熱意が偽物だ。都婆ちゃんの子ども三人は、狡猾だけど、そうなってしまった人生の背景が感じられない。悪役は、ただ凄めばいいというものじゃないんだ。それに都婆ちゃんの孤独感というのはそんなものじゃない。他に迎合せず、孤高のうちにも孤独を貫き通す覚悟、そして、その覚悟をも超えてやってくる真の孤独の凄まじさ、それが出なくっちゃ!」
「はい……」
 乃木坂さんの指摘は的確だけどキビシイ。だてに何十年も幽霊やっていない。
 三人はうなだれる。
「君達の人生は、まだ浅い。理解しろと言う方が無理なのかもしれない」
「だって、無理だよ。分かんないものは、分かんないもの」
 夏鈴が正直に弱音を吐く。
「馬鹿、そんなことを言っていたら、殺される演技や殺す演技は誰も出来ないことになるじゃないか!」
「そう、それは……そうなんだけどね」
「……ごめん、つい感情的になってしまった。もっと分かり易く言わなくっちゃね」
 
 それから乃木坂さんは根気強く、かみ砕いて教えてくれた。
 
 たとえば、寂しさというのは、目の下の上顎洞という骨の空間から、暖かい液体が口、喉、胸、腹、脚を伝って地面に吸い込まれるイメージを持つこと。老人の腰は曲がるんじゃなくて、落ちる(後ろに傾く)ものなんだということ。で、そのバランスをとるために上半身が前傾し、膝が曲がる。そして、そのいくつかは、はるかちゃんがビデオチャットで教えてくれたことと同じだった。

 分からないことがもどかしかった。孤独を淋しさと置き換えてみた。
 ひいじいちゃんとのお別れ。これはガキンチョ過ぎて、分からない。
 中学の卒業……卒業してからもたびたび行ってたので、このイメージも希薄。
 忠クンとの空白の一年。いつでも、その気になれば会えるという、開き直ったお気楽さがあった。
 はるかちゃんの突然の引っ越し……これは心の底に残っているけど、去年のクリスマスで、再会。この傷は、完全に治ってしまった。
 
 感情の記憶は、その時の物理的な記憶を残しておかないともたないらしい。何を見て何を触って、なにが聞こえたか、その他モロモロ。
 マリ先生が学校を辞めて、乃木坂の演劇部がつぶれたのは記憶に新しいけど、これは、演劇部再建のバネになってしまって、思い出すと活力さえ湧いてくる。
 人間の感情って複雑だってことが分かる程度には成長しました……はい。
 潤香先輩……これも奇跡の復活で、痛みは遠くなってしまっている。

 われながら、痛いことはすぐに忘れるお気楽人間だ。
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