大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

漆黒のブリュンヒルデQ・099『屋上の微睡み』

2022-12-10 15:31:15 | 時かける少女

漆黒ブリュンヒルデQ 

099『屋上の微睡み』   

 

 

 おーい、玉ちゃーーん!

 

 地上から声がかかった玉ちゃんは「おお! いっき行っど!」と薩摩弁丸出しで屋上の階段を降りて行った。

 屋上でお弁当を食べ、並んで昼寝でもしようかと思ったら、フェンスにもたれた背中で正体が知れたのか、下級生たちに―― いっしょに遊ぼう! ――と、声を掛けられたところだ。

 玉ちゃんは人徳があって、子どもがやるような遊びで人を和ませ、熱中させてしまう。

 鬼ごっこ、かくれんぼ、石けり、馬飛び、だるまさんがころんだ……今では幼稚園の子どもでもやらないような遊びで、下級生や同級生と無邪気に遊んでいる。

 ひところは、なんとか標準語を喋らなくてはと気を張っていた玉ちゃんだが、遊びの最中には、どうしても薩摩弁が出てしまう。今では、お仲間たちも薩摩弁に慣れてしまい、玉ちゃんは日常生活でも、ほとんど薩摩弁で通すようになった。

 

 孤高というほどではないが、わたしは一人でいることの方が多い。

 

 ヴァルキリアで戦に明け暮れていたころもこうだったから、これは戦乙女の習い性だろう。

 付き従っていたのは従卒のレイア一人だった。

 レイアは元々はヴァルハラ(父オーディンの居城、つまりわたしの家)での、わたしの侍女だった。

 いつもニコニコして気難しいわたしを和ませてくれていた。戦に出るようになると、自分も鎧兜に身を包んで従者として付き従ってくれた。

 回復魔法が得意で、少々の傷ならば数秒手をかざすだけで治してしまう。

 特に、わたしには効果があって、普通の怪我人なら、ポーションを使ったうえ、数分かかるものが数秒で済んでしまう。

 さほど変わらぬ歳なんだが、顔も見たことが無い母とは、レイアのような者なのかと思ったりしたぞ。

 そのレイアでさえ、霊水であるエルベの水をもってでしか手に負えない傷を負ってしまった。

 レイアの能力が落ちたのではない、度重なる戦の傷で治りが遅くなってきた。

 

 それに、あのエルベの水に移ってしまったレイアの思念だ。

 

 レイアは、父オーディンとトール元帥の話を聞いてしまっていたのだ。

―― 姫が選ぶ戦死者は……のちに蘇ってラグナロク(最終戦争)の戦士になるのだ。あれの本当の使命は戦に勝つことではない、ラグナロクの戦士を選ぶことなのだ ――

 レイアは、それを聞いてしまい、胸の奥底に仕舞っておいた。

―― お可哀そうに……姫は、最後の戦いを終えて安息の地に送ってやるために戦死者を選んでおられたのに、戦死者は再び蘇ってラグナロク(最終戦争)の戦士にならされる ――

 それが、エルベの水に移ってしまったのだ。

 

 歴戦の勇士たちに、ようやくの安息を与えてやるつもりが、さらなるラグナロクの苦難を与えていたのだ。

 体中の血が逆流し、父と対決した末に、この世界に来てしまった。

 この世界では、大陸からやってきた魔性の者と対決したこともあったが、主に、名前も失うほどに迷った霊魂を救ってやっている。

 その大方は、先の大戦で命を落とした者たち。その大半は1945年3月の大空襲で、自分の名前も思い出せぬほどに身を焼かれた者たちだ。

 公称6万、実数は10万を超える。まだまだ道半ば……まあいい、因果なことだが戦乙女は歳を取らん。

 

 ぼんさんが屁をこいた……? 

 キャハハ なにそれ!? へんなの! やだあ! あ、動いちゃった! 見づげだ見づげだ! アハハハ

 

 ああ、『だるまさんがころんだ』の関西バージョンか。

 

 同窓の嬌声も、屋上に居れば子守唄に聞こえなくもない。

 これにレイマが小さく子守唄など口ずさんでくれたら……熟睡できそうだ……ぞ……

 

 それは、しっこくじゃのう。

 

 隣で声がして、いっぺんに目が覚めてしまった( ゚Д゚)!

 

☆彡 主な登場人物

  • 武笠ひるで(高校二年生)      こっちの世界のブリュンヒルデ
  • 福田芳子(高校一年生)       ひるでの後輩 生徒会役員
  • 福田るり子             福田芳子の妹
  • 小栗結衣(高校二年生)       ひるでの同輩 生徒会長
  • 猫田ねね子             怪しい白猫の猫又 54回から啓介の妹門脇寧々子として向かいに住みつく
  • 門脇 啓介             引きこもりの幼なじみ
  • おきながさん            気長足姫(おきながたらしひめ) 世田谷八幡の神さま
  • スクネ老人             武内宿禰 気長足姫のじい
  • 玉代(玉依姫)           ひるでの従姉として54回から同居することになった鹿児島荒田神社の神さま
  • お祖父ちゃん  
  • お祖母ちゃん            武笠民子
  • レイア(ニンフ)          ブリュンヒルデの侍女
  • 主神オーディン           ブァルハラに住むブリュンヒルデの父
  •  

 

 

 

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宇宙戦艦三笠14[ヘラクレアの信号旗]

2022-12-10 11:47:21 | 真夏ダイアリー

宇宙戦艦

14[ヘラクレアの信号旗]   

 

 

 

 テキサスも三笠も修理が終わってもやいを解く。

 ボーーーーーーー ボーーーーーーー

 出航を告げる汽笛が響く。

 空気の無い宇宙空間に汽笛が響くはずもないんだけど、テキサスも三笠も儀礼用の衝撃波を起こして汽笛の代わりにしている。衝撃波は近くにいる船や星にぶつかって汽笛にそっくりな音を響かせるというわけだ。二隻の宇宙戦艦はもやいのロープをたなびかせながら5ノットの微速でヘラクレアを離れていく。

 だいたい、宇宙船が微速で出港する必要なんてない。いきなりのワープをすることもできるんだけど、長い宇宙旅行、こういう演出も必要なんだ。

 ヘラクレアは、テキサスの廃材と、代わりにテキサスに使った材料を整理するために、星全体がガチャガチャと音を立てて形を変えている。小惑星とは言え、長径30キロ、短径10キロもある星である。テキサスの修理ぐらいで形が変わるはずもないんだけど、ヘラクレアのオッサンにはこだわりがあるようで、全てのスクラップをあるべき場所に収めなければ気が済まないようだ。テキサスという異質物を取り込んでそのままにせず、全体の調和の中に収めているんだとみかさんは言った。

「あんな面倒なこと、わたしにはできないわ」

 みかさんは天照大神の分身でありながら、言うことが、片付けが苦手な女子高生みたいだ。

 パッと見は変わらないんだけど、モニターにテキサスと三笠が来る前と、今のヘラクレアを重ねてみると微妙に細部が違う。星全体を覆っている外板と鋲の位置が違うし、デコボコした張り出しもセンチ単位で位置や形が異なっている。

「まるで『ハウルの動く城』ね」

 天音が言った。

「それならソフィーがいなくっちゃ。ヘラクレアのオッサン一人じゃね」

 と、樟葉がチャチャを入れる。

「いっそ、天音さんが居てあげれば」

 みかさんも尻馬に乗る。

「あたしがいなきゃ、三笠の射撃ができなくなるぞ」

「及ばずながら、わたしが帰りに通りかかるまで代わってあげてもいいことよ」

「いいや、三笠の砲術長はあたしだから!」

 天音はムキになった。

「それなら、それでいいのよ。ただね、ヘラクレアのおじさん……」

「なんですか?」

「娘さんを亡くしてるの……」

「ほんと……!?」

「あなたと逆ね。娘さんは戦争で、仲間を庇って亡くなってるわ」

 トシも樟葉もみかさんの言葉に驚いた。

「あんな風に、スクラップを集めているのは、あの星の中心に娘さんが乗っていた戦艦の残骸があるから……それが捨てられずにね、ああやってスクラップで囲んで思い出を守っているのよ」

「あ、信号旗が上がった」

「航海の無事を祈る……か」

 天音は、ずっと信号旗を見ていた。

「どう、お父さんを見直す気になった?」

「あたし、お父さんのことなんか……」

 天音のお父さんは、天音一人を残して中東で死んでいる(8[思い出エナジー・2])

「ヘラクレアのおじさん、天音ちゃんのお父さんに似てる……直観でそう思ったんでしょ?」

「……いいんだ。おかげで横須賀に来られて、みんなに出会えたから。物事には表と裏が……」

 ドーン ドーン ドーン ドーン ドーン ドーン ドーン

 天音が言い終わる前に7発の礼砲が鳴った。

「え、なんで礼砲?」

 天音が訝しむ。

「通じたと思ったんでしょ……それで、遅まきながら……礼砲?……弔砲?……祝砲かな?」

 ドーン

「あ、テキサスも」

「あ、じゃ、三笠も撃たなきゃ! 祝砲って、やっぱ主砲?」

「副砲よ」

「えと、右舷にヘラクレア、左舷にテキサス どっちで撃つの?」

「ぼくも行きます! 両舷で撃っちゃいましょう!」

 トシも手を挙げて、慌てながら、でも、ちょっと嬉しそうにラッタルを駆け上がる二人だった。

 やってみなければ分からないだろうが、テキサスの艦尾は均整がとれていて、180度曲がることも無く急制動もかけられるだろうと思った。
 

☆ 主な登場人物

 修一          横須賀国際高校二年 艦長
 樟葉          横須賀国際高校二年 航海長
 天音          横須賀国際高校二年 砲術長
 トシ          横須賀国際高校一年 機関長
 ミカさん(神さま)   戦艦三笠の船霊
 メイドさんたち     シロメ クロメ チャメ ミケメ  
 テキサスジェーン    戦艦テキサスの船霊

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RE・乃木坂学院高校演劇部物語・49『メリークリスマス……』

2022-12-10 07:15:34 | 青春高校

RE.乃木坂学院高校演劇部物語    

49『メリークリスマス……』  

 

 

「わたし、八月に一度戻ってきたじゃない」

「うん、あとで聞いて淋しかったよ。分かってたら、クラブ休んだのに」

「あれは、わたしのタクラミだったの。だれにも内緒のね……旅費稼ぐのに、エッセーの懸賞募集まで応募したんだよ」

「さすが、はるかちゃん!」

「でも、わたしって、いつも二等賞以下の子だから」

「乃木坂でも準ミスだったもんね。じゃ二等賞?」

「フフ……三等賞の佳作。賞金二万円よ。これじゃ足んないから、お母さんがパートやってるお店のマスターにお金貸してもらってね。むろんお母さんには内緒でね」

 はるかちゃんは、二つ目のミカンを口にした。さっきより顔が酸っぱくなった。

「帰ったお家に黄色いハンカチは掛かってなかった……」

「じゃ……」

 わたしもミカンを頬ばった。申しわけないほど甘かった。

「機械と油の匂いが……うちは輪転機とインクの匂いだけど、しなかった。その代わりに……あの人がいた」

 はるかちゃん、遠くを見る目になった。その隙にミカンをすり替えてあげた。

「あの……その……」

「今は、うまくいってるよ……当たり前じゃない、そうでなかったらここに戻ってこられるわけないでしょ。今は秀美さんのこと東京のお母さんだと思ってる」

 はるかちゃんは涙目。でも、しっかり微笑んでる。

「ところで、まどかちゃん。あんた演劇部うまくいってないんだって?」

 すり替えたミカンは、やっぱ酸っぱかった。

「二十九人いた部員……四人に減っちゃって」

「乃木坂の演劇部が、たったの四人!?」

「潤香先輩は入院中。で、残りの三人はわたしと、二階で寝てるあの二人……」

「そうなんだ……やっと、おまじないが効いたみたい。甘くなってきた」

 はるかちゃんのミカンが甘くなったところで、ここに至った経緯を、かいつまんで話した。

 相手がはるかちゃんだったので心のブレーキが効かなくなって、涙があふれてきた。

「そう……まどかちゃんも大変だったのね」

「マリ先生は辞めちゃうし、倉庫も焼けて何にも無しだし……部室も、年度末までに五人以上にしなきゃ出てかなきゃなんないの」

「そうなんだ……でも、やってやれないことはないと思うよ」

「ほんと……?」

「うん。だって、うちのクラブね、たった五人で府大会までいったんだよ。それも五人たって、二人以外は兼業部員と見習い部員」

「ん……兼業部員?」

「うん。他のクラブや、バイトなんかと掛け持ちの子」

「じゃ、見習い部員てのは……?」

「わ・た・し」

「はるかちゃん、見習いだったの?」

「うん、わたしは夏頃からは正規部員になりたかったんだけど、コーチが頑固でね。本選に落ちてやっと正規部員にしてもらったの」

「なんだか、わけ分かんない」

「でしょうね。語れば長いお話になるのよ……ね、これからはパソコンとかで話そうよ。カメラ付けたらテレビ会議みたく顔見ながら話せるし」

「うん。やろうやろう……でも……」

「ハハ、自信ないんだ。ま、無理もないよね。天下の乃木高演劇部が、実質三人の裸一貫だもんね」

「うん、だから今日はヤケクソのクリスマスパーティー」

「でも、まどかちゃんのやり方って、いいセンいってる思うよ」

「ほんと?」

「うん。今日みんなで『幸せの黄色いハンカチ』観たのって大正解」

「あれって、さっきも言ったけど、テーブルクロス洗って干してたら、理事長先生に言われて……」

「意味わかんないから、うちのお父さんからDVD借りて……で、感動したもんだから。あの二人にも観せようって……でしょ?」

「うん、景気づけの意味もあるんだけどね」

「次のハルサイの公演まで、五ヶ月もあるんでしょ?」

「うん、上演作品決めんのは、まだ余裕なんだけどね。それまで何やったらいいのか……」

「今日みたくでいいんだよ。お芝居って、演るだけじゃないんだよ。観ることも大切なんだ……お芝居でなくてもいい、映画でもいいのよ。いい作品観て自分の肥やしにすることは、とても大事なことなんだよ。だって、そうでしょ。野球部やってて、野球観ないやつなんている? サッカーの試合観ないサッカー部ってないでしょ」

「うん、そう言われれば……」

「演劇部って、自分じゃ演るくせに、人のはあんまり観ないんだよね」

 コンクールでよその学校のは見てたけど、あれはただ睥睨(へいげい=見下す)してただけだもんね。

「芝居は、高いし。ハズレも多いから今日みたく映画のDVDでいいのよ。それと、人の本を読むこと。そうやってると、観る目が肥えるし。演技や演出の勉強にもなるのよ。それに、なによりいいものを演りたいって、高いテンションを持つことができる!……って、うちのコーチの受け売りだけどね」

「じゃあ、今日『幸せの黄色いハンカチ』観たのは……」

「うん、自然にそれをやってたのよ。まどかちゃん、無意識に分かってたんだよ!」

「はるかちゃん……!」

 二人同時にお盆に手を出して気がついた。

 ミカンがきれいになくなっていること。ふたりとも口の周りがミカンの汁だらけになっていること……二人で大笑いになっちゃった。

 はるかちゃんがポケテイッシュを出して口を拭った。

「はい、まどかちゃんも」

 差し出されたポケティッシュにはNOZOMIプロのロゴが入っている。

「あ、これってNOZOMIプロじゃない」

「あ……あ、東京駅でキャンペーンやってたから」

 その時、はるかちゃんの携帯の着メロが鳴った。

 画面を見て一瞬ためらって、はるかちゃんは受話器のボタンを押した。

「はい、はるかです……」

 少し改まった言い方に、思わず聞き耳ずきん。

「え……あれ、流れるんですか……それは……はい、母がそう言うのなら……わたしは……はい、失礼します」

 切れた携帯を、はるかちゃんはしばらく見つめていた。

「どうかした……?」

「え、ああ……まどかちゃん」

「うん……?」

「相談にのってくれるかなあ……」

 この時、はるかちゃんは、彼女の一生に関わるかもしれない大事な話しをしてくれた。

 ポケティッシュは、東京駅でのキャンペーンなんかじゃなかった。

 わたしは、ただびっくり。まともな返事ができなかった。

 ただ、ミカンの柑橘系の香りとともに、わたしの一生の中で忘れられない思い出になった。


 はるかちゃんが三軒となりの「実家」に帰ると、入れ違いに兄貴が帰ってきた。


「だめじゃないよ、雪払わなくっちゃ」

「あ、ああ……」

 兄貴は、意外と素直に外に出て、ダッフルコートを揺すった。いつもなら一言二言アンニュイな皮肉が返ってくるのに。

「兄ちゃん……」

 兄貴は、なにも答えず明かりの消えた茶の間に上がって、そのまま二階の自分の部屋に行く気配。

 兄貴らしくもない、乱暴に脱ぎ捨てた靴。

 それに、なにより、今見たばかりの頬の赤い手形……。

 兄貴は、どうやらクリスマスデートでフライングしたようだ。

 再建が始まったばかりのわたしたちの演劇部。フライングするわけにはいかない。

 一歩ずつ、少しずつ、しっかりと歩き出すしかないのよね……。

 兄貴が閉め忘れた玄関を閉めにいく……表は、東京では珍しい大雪が降り続いていた。

「メリークリスマス……」

 静かに、そう呟いた……忠クンの顔が浮かんで、ポッっと頬が赤らむ。

 ワオーーン 

 それを聞きとがめるように、ワンコの遠吠えがした。

 わけもなくウロタエて、わたしは身震い一つして玄関の戸を閉めました……。

 

☆ 主な登場人物

  • 仲 まどか       乃木坂学院高校一年生 演劇部
  • 坂東はるか       真田山学院高校二年生 演劇部 まどかの幼なじみ
  • 芹沢 潤香       乃木坂学院高校三年生 演劇部
  • 貴崎 マリ       乃木坂学院高校 演劇部顧問
  • 大久保忠知       青山学園一年生 まどかの男友達
  • 武藤 里沙       乃木坂学院高校一年生 演劇部 まどかと同級生
  • 南  夏鈴       乃木坂学院高校一年生 演劇部 まどかと同級生
  • 山崎先輩        乃木坂学院高校二年生 演劇部部長
  • 峰岸先輩        乃木坂学院高校三年生 演劇部前部長
  • 高橋 誠司       城中地区予選の審査員 貴崎マリの先輩
  • 柚木先生        乃木坂学院高校 演劇部副顧問
  • まどかの家族      父 母 兄 祖父 祖母

 

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