大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

落葉

2024-12-14 20:06:17 | Weblog
    ガサゴソと うつむきあるく ろうじんの せなかにおちる あおぞらおちば


最近は 毎日歩くようにしている。  骨折してからは なるべく安静にした方が良いと思うが、少しでも歩いて
全身に血液が循環しないと 直りが悪いように思う。  多少は無理しているのかも知れない。

散歩は何時も 決まった二つのコースを準備している。 一つは 隣駅まで 団地の中の歩道を行くコースで
大体自分の脚で40分から45分位掛かる。  脚の早い人なら30分で行けるだろう。
二つ目は自宅から最寄り駅に行くコースで大体 15分程度だろう。

今日は 背中が痛いので 近いコースを選んだ。  天気は良いが少し風が有る。 公園の中の遊歩道には
落葉が一杯だ。  その中を足を引きずり うつむき加減に歩く。  人が見たら典型的な老人の姿だろう。
この落葉は 多分コナラやクヌギの葉だろう。  風の影響で片方に吹き寄せられている。 今は落葉の季節だ。
片付けても 風が吹けばまた落ちて来る。  

落葉を踏みつけて歩くのではない。 足が上がらないから 落ち葉の上をすべる様にすって歩いている。
天気は良い。青い空だ。  うつむき加減で無く 上を向いて歩けば良いのだが、いつの間にかうつむく
癖が付いた。  今年も残すところわずか。  そろそろ年賀状の準備が必要だが、どうしても出さねば
ならない所は少ない。   そう言う細かい作業が 段々煩わしくなって来た。  何となく気分が乗らない。

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喫茶店の値上げ

2024-12-14 14:16:47 | Weblog
12月も中旬になった。  天気は良いが寒い。  先日の骨折から2週間が経過した。  以前より大分楽に
なったが、 まだ少し痛い。  家に籠っていると筋力が落ちると思うので 散歩に行く。

今日も散歩して駅近くのドトール珈琲ショップに寄った。 珈琲Sサイズとナッツで合計 430円だった。
何時も400円なのに おかしいなと思ったが、どうも珈琲を値上げした様だ。  また値上げかとガッカリしたが
豆の値段が上がっていると言うので しかた無いのかも知れない。  前回の値上げから それ程経過してないと思うが。

此処で珈琲を飲み 甘くないナッツを食べてノンビリ休憩して ネットも使えれば まあ安い物かも知れない。
此処は 午前中比較的 高齢者が多い。  本を読んだり新聞見たりして 過ごす様だ。  狭くて外も見えない
環境だが、 自分の世界に入り込んでいるので 余り関係ない。  何時も混雑している。

これ以上高くならない様にして欲しいが 世界的に珈琲豆不足と聞いて居る。 身近に値上げの影響を感じさせるこの頃だ。
まあ 年寄りが安くくつろげる場所が 少ない。  図書館も 余り歓迎されない様に思える。
ドトールには申し訳ないが 安く場所と飲み物を提供してくれる様に これからも頑張ってもらいたいな。
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今日の収穫

2024-12-08 13:55:38 | Weblog
12月はずっと天気良い。  それに温かい冬だったが、この所温度も下がって来た。  これで普通だろう。
先日の肋骨骨折は 咳をしても 体をよじっても 何をしても痛い。  痛み止め出そうかと医者は言うが
もらうのは止めた。  痛い方が早く治ると信じるからだ。  湿布薬も有るが 肌が弱くかぶれるので駄目だ。
痛いとそれ自体がストレスだ。  自分の不注意から起きた事故で 誰に文句を言う事も出来ない。 

気分転換と身体機能維持の為に 散歩を兼ねて 布田天神骨董市に行って来た。 本日の収穫はこれだ。
3本で300円を出した。  右から順に説明しよう。  まだ錆取りも磨きも行って居ない。

右端 壺錐  長さ 約30センチ  径は約4ミリから5ミリの細目の物だ。  殆ど使って無いが錆もすごい。
真中 畳屋 待針  長さ 180ミリ  やはり錆びて居るが、磨けば目打ちとして 使えると思う。
左端 目打ち    穴明位置に印を付ける時に使う。  錆びて居るが 折れた形跡は無い。

布田天神骨董市も 道具類は少ない。  でも時々面白い物が出ている。 錆取りして磨いて 使える状態にすれば
まだ充分 お役に立つ道具だと思う。
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我が団地の樹木伐採で骨折

2024-12-04 09:21:02 | Weblog
12月になった。 毎日天気が良く 比較的暖かい。 これは助かるな。 先月11月30日 土曜日に 団地内の
道路面側の樫の木 2本の伐採を行った。  いきなり切るのは危ないので 枝を切り それから太い幹を倒すように
して切った。  割と順調に作業は進み11時ごろには ほぼ作業は終わった。  道路面側の石垣の上の斜面に
樹木は有り、梯子で登ったので 道路側の石垣に立て掛けた梯子を下りて 道路上に散らばる 落葉と木の屑を片付け
様とした。  梯子に足を載せて下りようとすると、立て掛けた梯子が滑った。   うかつだった。 誰かに梯子を
支えてもらうべきだった。  アッと思う間もなく梯子から落ちた。  どう言う態勢で落ちたのか 記憶に無い。
一瞬の出来事だった。  どうやら背中を打った様だ。  恰好悪いので 無理して片付けを手伝った。

その日は土曜日で 医者も半日で休診なので、月曜日に朝に整形外科に行った。  右足膝の打撲 擦り傷と右側背中
肋骨3本骨折と言う診断だった。  傷は薬を塗り手当したが 肋骨骨折は特に何もしなかった。 安静にして骨が
付くのを待つと言う処置だった。  一週間したらまたいらっしゃいと言われた。

まあそんな物かと思ったが、身体を動かすと痛い。  腕を上げても椅子から立ち上がっても、寝ても起きても痛い。
この痛さがかなりのストレスになる。  最低1か月は 或いはもっと掛かるだろうと覚悟いている。 今は90歳の
老人の様なノロノロした動きだ。  素早く動けない。  以前の体に戻るのか心配している。  

さて樫の木を伐採したので 長さ約40センチ 太さ20センチくらいの丸太2本をもらった。 これを椅子の
座面にと考えて居るが、この体の状態では この丸太を加工できる日がやって来るのか心配だ。 此処に転がすと
通るのにも邪魔かも知れない。  暮れも近いのに 困った状態だ。   
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0766 一枚刃平鉋 銘 茂兵衛

2024-11-24 10:44:08 | Weblog
以前入手した この茂兵衛鉋刃を台に入れて見た。 古い鉋刃の様だし 少し使って切れるか確認する
のが目的だ。 でも余り切れそうな感じじゃないな。

さて台は今回 椅子の脚にも使った樫の木だ。  隣の団地との境に有り 茂り過ぎて邪魔になって切り倒した
一部をもらって置いた。  但し切時が 夏で余り良い時期では無いし 虫にも食われた材だった。
この一部で 斧の柄を作り挿げ替えた。  一部は椅子の脚にも流用している。 直径15センチ程度でまだ若い材だ。

寸法は 全長280ミリ 幅63ミリ程度で 厚みは28ミリ 程度だ。  薄いのは刃が短いからだ。
角度は八分勾配とした。 台は柾目取りにしている。台下端から見ると 真ん中に1個ポツンと虫食いに穴が有る。
気が付かなかった。

取敢えず一枚刃で台を彫った。 恐らく2枚刃に改造する事は無いだろう。  刃幅55ミリ程度なので小型の鉋で
良いのだが 刃の割には長い台にした。  彫り上がって刃を入れて見ると少し掘り過ぎだ。 背なじみ部分に薄板を
貼り付けて修正した。  台彫りも暫くやっておらず 勘が狂った。 一応完成したのでOILを塗った所だ。

乾燥が不十分なので このまま少し放置して乾燥させようと思う。  どう言う素性の物か不明の鉋刃 茂兵衛にも
台が出来て良かった。  これで引き出しに仕舞って置けると思う。

刃の研ぎ直しと台の調整は大分後になると思う。 暫くこのまま放置だ。

追記
その後 台を均して 刃を研ぎ直して削って見た。 刃の研ぎが良くない様だ。 上手く削れない。
もう少し調整が必要だ。 所で鰹節削り器に茂兵衛銘の物が有りそうだ。  そうすると前は鰹節削りの鉋
だった物かも知れない。  それに割と硬い鋼なのかも知れない。 刃の黒幕#2000で研いでも 研ぎ減らない
様な気がする。 まだ刃先が鈍い様だ。 (2024年11月25日) 
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丸椅子 21作目

2024-11-22 09:04:42 | Weblog
以前から製作中の丸椅子21作目がやっと完成した。  やはり自分も高齢化した為なのか、集中力が
落ちて 長く作業できないので時間も掛かった。  これで丸椅子は21作目となるのだろうと思う。

座面は以前にも 載せた様に 蓼科方面に旅行した際購入した 楢薪を製材して使った。 思った程硬く無く
使い易かった。  但し小型の一束では 座面に使える材を1台分取るのがやっとだった。 殆ど柾目で木取り
して使った。

脚は 私が住む団地と隣の団地の堺に植えて有り邪魔になった樫の木の伐採した物をもらい受けて それを四つ割
にして 使った。  節もあり虫に食われた樹木で 樫の割にねばりが無く 黒い筋の入るスポルテット材だった。

座面高さ 450ミり 座面の直径 300ミリ 脚に貫は居れて無い。  それは面倒なので入れなかった。

塗装はオスモカラー透明色の余りを塗ってある。 まだ充分乾いて無い。 乾いたら軽くワックスを塗ってやろうと
思って居る。  無着色なので材の地の色が出ている。  暫くすると若干 黄色味掛かった色に変色すると思う。
更に 経年変化で風合いが出て来ると期待している。  

丸くシンプルな椅子で 休息の為で無くて 作業の時にあるいは 一時のちょい掛けに使う物だ考えて居る。
丸椅子も沢山作ったが、 我が家には5脚から6脚程度しか残って居ない。  殆どはもらわれて行った。
材料もてじかな所で 殆どがタダで入手している。  作る過程を楽しむと言う事で 出来てしまうと もうそれで
興味は無い。  そこで次は何を作ろうかと考えて居る。 
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0767 平鉋 銘 輝虎 四分

2024-11-18 23:34:00 | Weblog
先日 高幡不動骨董市に行って来た。  天気も良く暖かい日曜日で 七五三のお参りの方が多かった。
そういえば 恒例の菊祭りも開催される様だ。 何時も業者の居る場所は 菊の鉢が並んでいた。

今回 この鉋を見つけて購入した。  錆びて居たが どうも前にも入手した事の有る 輝虎鉋と思われる。
この鉋は前にも 幾つか入手している。 それと同じ物だろうか。  500円で入手した。

この鉋は本来二枚刃 平鉋だった様だが 押さえ棒と裏金が無く 一枚刃の平鉋として使った様だ。
見ると 台もそれ程痛んで無い様だ。  刃幅60ミリ 全長110ミリ 程度有り まだ余り使い込んだ
形跡は無い。 頭部も槌で打たれて 鉄がめくれる程には 使い込んで無い様だった。

刃を取り出して 軽く研ぎ直して見た。 小さな欠けが2か所あった。  それは研ぎ落している。
台は若干狂いが有る。 板取りは柾目取りの様だ。 軽く削って修正して見た。  刃は少し緩いので
台に薄い鉋屑を貼り付けて見た。 これで一応刃は止まる様だ。  刃口が少し広いので 後で詰めようと思う。

取敢えず軽く 使って見たが一応切れた。  もう少し刃の研ぎ直しが必要だ。 以前入手した輝虎とは
違う様だ。  最近作られた物かも知れない。  輝虎は私も4丁位持っているから、結構出廻っていた物かも知れない。

脇に有る 絶世之名作の刻印も かすれて 絶世之 までしか確認できない。  この鉋にはマジックで北村と
書いて有った。  多分前の持ち主の名前だろう。 みっとも無いので 削り落として有る。 台尻側を見ると
槌で打たれた跡が ある。台頭側も 面取りして無かったので、 道具に慣れない素人が使った物かも知れない。
私の所にやって来たので 少し使って素性を確認して見よう。  良ければまた紹介する。

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カセット デッキ TEAC V-870不調

2024-11-11 21:17:21 | Weblog
昨日 久し振りにカセットデッキで音楽でも聴こうとテープをセットして PLAYボタンを押すが
動作せず。 再度押しても全く反応が無い。  先日 修理したばかりなのに もう壊れたのかと
ガッカリした。  しかしカセットは二週間ほど聞いてなかっただけなので そう簡単に壊れる
とも思えない。   そういえば 以前は修理したカセットデッキが戻って来た後 ずっとカセット
テープをとっかえひっかえ聞いて居た。  その時は全く 問題なかった。

カセットを取り出して見ると、若干テープが繰り出されて弛みが出来ている。  どうも巻き上げが
上手く出来ず PLAYを中止してSTOP状態に戻った様だ。 巻き上げモータが上手く動作しない
様だ。  推定では古いモータは中の整流子と銅のスリーブが錆びて接触不良を起こした 通電しても
上手くモータが回転しないのかも知れない。  

今まで 早送り や巻き戻しは殆ど行っていない。  そういえば3モータの中でこの巻き上げ用リールモータは
たまには 高速で動かした方が良いと言う情報が有る事を思い出した。  そこで古いカセットを出して来て
早送り 巻き戻しを 何度か行って見た。  これで現状正常に復帰している。 この症状は再発する
かも知れない。 古い機械の特にメカ物は 良い状態を保つ為 頻繁に通電して 動かし手やる事が
コツとなる様だ。  カセットデッキに使われるゴムベルトは使い続けるのが 良いのだろう。
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丸椅子の座板

2024-11-10 16:12:30 | Weblog
9月 蓼科方面に温泉旅行に行った。 この時 帰りに楢薪を一束購入した。 この件は既に載せた。
この薪から 板を製材して 乾燥させていた。  先日それを寄せ集めて 接ぎ合せた。 手押し鉋も無いので
鉋で削り合わせて接ぎ合わせた。  それを30センチ径の丸に切り抜いた。 それはバンドソーで行い 南京鉋で
仕上げた。   板厚は40ミリ有るので、ずっしり重い。

まだ十分乾燥して無いかも知れない。 接ぎ切れすると困るが 材のまま置いて置くと邪魔なので 形にした。
これで 脚用の穴あけを行えば良いのだが 今回は脚になる材料を準備して無い。 そこで現在脚材を物色中で
どうするか検討中だ。  形になるまでもう少し時間が掛かりそうだ。 
使えそうなら この前もらった 樫材を挽いて使いたいと思って居る。 節が有るので 使えるかどうか。
 
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仕上げ砥石

2024-11-01 20:20:22 | Weblog
今日はもう11月だ。 一年はアッと言う間に過ぎて行くものだ。  もうすぐ今年も終わって行くのか。
異常に暑い夏も過ぎて やっと過ごし易い季節になって来た。  短い秋ですぐに冬が来るのかどうか。

今日は 町田天満宮骨董市に来た。  特に買うような物は無いが、この砥石を購入した。 200円
だった。  大きさは 75ミリ×65ミリで角に欠けが有る。  厚みは10ミリ位しかない。 充分使って
有る様だ。  この砥石の裏に取っ手を付けて 今持っているサンヨーの#4000の砥石に名倉として
予定で購入した。  薄いので 欠けたり割れたりしない様に養生しようと思って居る。  まだ使って無いが
上手く 使えたら報告しようと思う。

卵の黄味の様な色で  もう一つ持っている名倉とよくにている。  実はもう一つ砥石を買ったが これは
人造砥石だろうと思う。  鉋刃の錆びた裏を磨くのに購入した。 いずれ機会が有れば 紹介しよう。
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