大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

マスクを入れる箱

2025-01-31 09:36:49 | Weblog
早い物で 1月は今日で終わり もうすぐ2月になる。  さて昨年10月の初め 私の住む集合住宅の向かい側に
知り合いが引っ越して来た。  子供が二人いて未だ小さく 洗濯物が多いと言う。  それ程広くない庭だが 物干しを
二つ置いて 干し物をしたいそうだ。  そこで前の住人が植えた 金木犀と木蓮は切りたいと言う。 

近所の人が集まり 皆で庭の草刈り  樹木の伐採を行った。 何年か全く手入れして無かったので 庭は荒れ放題
だった。  すっかり刈取り整地した。

その時 木蓮の太い幹の部分をもらって置いた。  曲がりくねる木だった。  それを半割にして少し乾燥させた。
時期は10月に切ったので 水分を多く含む。  少し乾燥させて 昇降盤とバンドソーで製材した。  暫く置くと
かなり曲がり 反りが出て来た。  それを削り接ぎ合せて板にした。  それ程硬く無く 朴の木の様だ。
色も白い部分も有るが 灰色掛かった部分も多い。 木目は目立たない様だ。  その材を使いマスクを入れる箱を作った。

寸法は長手 225ミリ 妻手 125ミリ 高さ 105ミリ とした。  これで市販のマスク50枚入り箱が
そのまま収まる予定だ。  入らなければ 中身を出して収納すれば問題ない。  何時もの様にいずれ蓋も作る予定だ。
蓋は 乾燥が良くないと どうしても反りがでる。  何らかの工夫が必要で検討中だ。 外側にサンダーを掛けて
ダークウヲルナット色のオイルを塗った。  何時もの様に縁に黒っぽい 材を貼り付けて有る。

材はまだ少し有る。  もう1台作れるかどうかと言う所だ。 材料費の要らない 自宅周辺不要材の活用で面白い
物が出来た。  蓋は材料の関係で 別材を使うだろうと思う。
 


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