大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0425 鉋刃 銘 関孫六

2012-04-03 15:12:47 | Weblog
先日日曜日 ちょっと時間を取って町田骨董市に行った。 矢張り春になったのか浮かれて繰り出す人の数が多くて 境内は混雑している。
 見て廻ったがこれと言う程の物は無いが、 鉋刃を一丁購入した。 この鶴の様なマークに見覚えが有った。 銘は関の孫六だが、はっきり読めない。これは関林こと関川林吉氏の鉋刃ではないかと思う。 第401269号と登録番号が刻印されている。 見るとたぶんプロが使った物だろう、しのぎ部分をグラインダーですいてあった。 幅70ミリ 全長83ミリでまだ使える思う。 刃には幾分欠けが有る。 何か釘にでも引っ掛けたのだろうか。 まだ使えると思うが、何か不満が有って出した物だろうか。 台が無いので 台を割ってしまい、そのまま刃を放り出した物かも知れない。 研いで見ると非常に研ぎ易い刃だった。 これは使えるかも知れないので、台を作って使って見ようかと思う。 写真は購入したばかりで、まだ研ぎ上げる前の状態。 参考にこの刃だけで500円だった。 台を自分で打つ人で無いとちょっと手を出し難い物かも知れない。
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ボストン美術館 日本美術の至宝展  東京国立博物館

2012-04-03 14:38:37 | Weblog
先日日曜日 今回も新聞屋のただ券を使い日本美術の至宝展を見に行った。 相当の混雑を覚悟したが それ程でもなかった。 吉備大臣入唐絵巻だけは人が多くて 近くに寄れない状況だった。 仏画は千年以上経過した物も多くて絵具が剥落しているのか 照明が暗いのかとても見難かった。 日本の一級の美術品を相当量 海外に持っていかれてると思った。  明治初期の混乱期は世の中の価値観が転換した時期だろう。 それに乗じてとも言えるが、そうでなければ失われた物を救い出したと言う事も有るだろうか。 確か35年程前 ボストンでこれらを見たはずだが 殆んど記憶に残って無い。 これら美術品をわざわざ ボストンまで行かないと、見られないと言うのも寂しい話だ。
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