この鉋刃は町田骨董市で手に入れた物だ。 台は無く 自分で台を打ち削れる状態にした。 それ程錆の無い使える鉋刃だと思った。 しかし削って見るとどうも 思い違いの様だ。 良く滑らかに削れる様に思うが 鉋屑は割れて出て来る。 裏をよく見ると一カ所錆跡が薄く残り取れない部分が有る。 更にそれ以外にも ピンホールの様な小さな穴が後2から3個有りそうだ。 これらはなかなか消えない。 或はその部分まで使い込んで研ぎ落すまで駄目なのかも知れない。 骨董市鉋はこう言う事が往々にしてある。 承知のうえで安く購入しているので仕方無いだろうと思う。 この場合 真の鉋の実力を知るには相当の時間が必要だ。 毎日使って毎日何度も研ぐ人なら 良いのだろうが、週に1度程度しか研がないので 刃はなかなか減らない物だ。 今の所 削りはこの程度になる。 まあ一応削れるが まだ厚いと思う。 若干厚めに鉋屑を出して 割れが分かり難くしている訳だ。
兎に角削りの状況をここに載せられるのは良い方だ。 多くの鉋達はまだ恥かしい削りで載せられ無い物も多い状況だ。
兎に角削りの状況をここに載せられるのは良い方だ。 多くの鉋達はまだ恥かしい削りで載せられ無い物も多い状況だ。