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この鑿は大和骨董市で購入した物だ。 2年程前の事になるか。 確か二本まとめて買った鑿の内の一本だった。 軽く研いで引出に保管して有った。 柄の桂に近い部分が裂けて欠けて無くなって居た。 これでは使えないので いずれ柄を付け直す予定だったが、忘れていた。 この所 外出を控え自宅で木工を楽しむが、それも少し飽きて来たかも知れない。 そこで今日は鑿の修理でもしようか。 と言う事で鑿の柄を抜いて見た。 彦成の鉋はもって居るが、鑿は初めて見る。 結構まじめな作りの様だ。 それに柄の中に隠れる 込みの部分の作りが良いと思う。 桂はこの鑿の物では無いだろう。 錆びているが全く使われて形跡の無い桂の様だ。 この柄は 赤樫かも知れない。 本来は柄を付け替えて修理せず この桂と口金を 別の鑿に流用する目的で手に入れたはずだ。 それでも折角使えそうな鑿なので 修理して見よう。
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