大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0001 二枚刃平鉋 銘 造形

2009-08-02 22:11:10 | Weblog
この鉋も高幡不動骨董市で手にいれた。 台を見ると真黒で随分古い物と見えたが実際はそうでは無いと思う。何か塗ったかも知れない。 刃は寸六分鉋にしては肉厚でずんぐりしている。 昔の鉋にはこんな分厚い物は無いはずだから、それ程古い物では有るまい。見え難いが造形の刻印の廻り刃裏には何か花びらの様な模様が押してある。 登録商標も保険も何も無い。問屋を経由した物では無いのかも知れない。 裏刃は無くとりあえず手持ちの物を付けて置いた。 まだ殆ど使われておらず、新しい物の様だ。何となく学校の工作室で使われたと言う感じもするが。骨董屋から買う鉋はその由来が殆ど判らない。その道の専門家も居て良い物は、抜き取って居る可能性も有り、市場にはえたいの知れない物が出てくると考えるべきかも知れない。 しかし刃を研ぎ台を直して切れの感触や研ぎの感触を楽しめば、それで充分遊べた事になる。心配するほどに金の掛からない趣味だと自分を納得させては居るのだが。 
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0153 際鉋右勝手 銘 長幸

2009-08-01 21:50:49 | Weblog
この鉋は高幡不動骨董市で手に入れた。 多分新潟で作られた物ではないかと思うが詳細はわからない。買ったまま 仕舞って置いた。
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0009 二枚刃平鉋 銘 大江戸(寸八分)

2009-08-01 21:36:35 | Weblog
この鉋は東郷神社骨董市で買った物だ。大江戸は名取商事が販売した物だと言われている。 悦英の職人が作った鉋だと言うが詳細は判らない。この鉋を見ていたら見知らぬ人が、骨董屋の親父にこの鉋の台の下端には割れが有り駄目だから安くしろと交渉していた。 しかし親父はがんとして応じない。その人は諦めてこの鉋を手放した。 そこで私の元にやって来たのだ。それでも千円で手に入った。手にして少し使ったが、余り切れた覚えは無い。 刃の色は良さそうなので良く調整して使って見たい。鉋刃には大江戸と日本橋が鏨で掘り込んである。裏刃は昌和と銘が入っていた。 台はかなり手が入っており、入れ替えている可能性が高い。 
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