大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

AMPの修理(3)

2012-04-09 20:59:30 | Weblog
やれやれ苦労したが やっとトランスは復活した。 無負荷状態で26Vと72Vの 2回路ある。 共にセンタータップ付きなので 整流すると +-16Vと+-44Vとなって回路図の電圧値に近い。 このトランス似た物を購入しても 恐らくこの装置を買った値段より高くなるから、トランスが復活すると 余計な出費が無く助かる。
一時期は諦めていたが、分解して最後まで原因を追究して良かった。 しかしこの温度フューズがどうして切れたか気になる。 或いは2次側の整流ダイオードがショートしたかも知れない。 慎重に回路側も確認する必要がありそうだ。 剥き身のトランスはエポキシ樹脂で固めて、磁気シールドを兼ねる鉄の箱に入れて戻したいが まだ先は長く掛かりそうだ。 そして今回は外付けでフューズを入れて置こうと思う。 兎に角トランスが復活して とても嬉しい。  
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AMPの修理(2)

2012-04-09 10:42:33 | Weblog
SONYの修理ステーションに連絡したが、矢張り部品はもう無い。 それでも電源部の回路図を送ってくれた。 有り難い。 しかしトランスの仕様は不明との事。 電源トランスを取り出して分解した。 Rコアトランスだ。 ケースに入れて樹脂封じして有った。 これなら吸湿によるショートも無いはずだが、一次側AC100V巻き線が完全にオープンだ。 この装置にはフューズが無いので おかしいと思ったが 矢張りトランスの巻き線表面に温度フューズを巻き込んで有った。 これが切れていた。 写真を見て判るように トランスの上に載るのがフューズだ。 これで復旧するかどうか不明。 仮に復旧しても その後まだ調べる所が多いのにで気は抜けない。 まだ暫く継続して顛末を報告しよう。








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PRI AMPの修理

2012-04-08 16:14:19 | Weblog
調布 布田天神骨董市に行く。 鉋1丁買うが 一回りすると面白いAMPがあった。安かったので買って見たがこれが とんでも無い代物だった。 SONY製 TA-E88と言う もう30年も前の製品だろうと思う。 珍しい物だし 当時としては高級機の部類だろうと思い音を聞いて見たくなって購入した。 ところが全く動作しない。 しまったと思いながら、色々調べて見ると 何と電源がやられていた。 電源トランス一次側がオープンになっている。 電源はステレオで2個有るが、運悪く 壊れたトランスの電源で 各種リレーを駆動しているので まったく音がでない状態だ。 仕方ないので SONYに連絡して見たが もう保守部品は無く 回路図を送ってもらい似た仕様の物を調達する事で検討を 始めた。 回路の破損であれば シンクロも信号発生器もあるから何とか修理できる自信は有るが、トランスだとどうにもならない。何か過電圧が掛かって 一次側の巻き線が断線したのだろう。 暫く木工から遠のき 電気修理屋に変身だ。
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0425 鉋刃 銘 関孫六

2012-04-03 15:12:47 | Weblog
先日日曜日 ちょっと時間を取って町田骨董市に行った。 矢張り春になったのか浮かれて繰り出す人の数が多くて 境内は混雑している。
 見て廻ったがこれと言う程の物は無いが、 鉋刃を一丁購入した。 この鶴の様なマークに見覚えが有った。 銘は関の孫六だが、はっきり読めない。これは関林こと関川林吉氏の鉋刃ではないかと思う。 第401269号と登録番号が刻印されている。 見るとたぶんプロが使った物だろう、しのぎ部分をグラインダーですいてあった。 幅70ミリ 全長83ミリでまだ使える思う。 刃には幾分欠けが有る。 何か釘にでも引っ掛けたのだろうか。 まだ使えると思うが、何か不満が有って出した物だろうか。 台が無いので 台を割ってしまい、そのまま刃を放り出した物かも知れない。 研いで見ると非常に研ぎ易い刃だった。 これは使えるかも知れないので、台を作って使って見ようかと思う。 写真は購入したばかりで、まだ研ぎ上げる前の状態。 参考にこの刃だけで500円だった。 台を自分で打つ人で無いとちょっと手を出し難い物かも知れない。
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ボストン美術館 日本美術の至宝展  東京国立博物館

2012-04-03 14:38:37 | Weblog
先日日曜日 今回も新聞屋のただ券を使い日本美術の至宝展を見に行った。 相当の混雑を覚悟したが それ程でもなかった。 吉備大臣入唐絵巻だけは人が多くて 近くに寄れない状況だった。 仏画は千年以上経過した物も多くて絵具が剥落しているのか 照明が暗いのかとても見難かった。 日本の一級の美術品を相当量 海外に持っていかれてると思った。  明治初期の混乱期は世の中の価値観が転換した時期だろう。 それに乗じてとも言えるが、そうでなければ失われた物を救い出したと言う事も有るだろうか。 確か35年程前 ボストンでこれらを見たはずだが 殆んど記憶に残って無い。 これら美術品をわざわざ ボストンまで行かないと、見られないと言うのも寂しい話だ。
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チャリティー音楽会

2012-04-01 21:12:23 | Weblog
先日 女房がくれた券で 音楽会に行った。 これは海外文化交流を推進するNPOが主催する物で 場所は 霊南坂教会だった。 初めて行く場所で 溜池山王から歩いて数分の坂を登った辺りにあった。 都心ながら静かな良い所だ。 此処のパイプオルガンは とても立派な物で驚いた。 その低音の響きも素晴らしいと思った。パイプオルガンも色々見たが 国内ではこれほど大きい物は見たことも無かった。 この教会の信者は日曜礼拝ではこのオルガンで歌うのだろうな。 確かにオルガン音楽を聴くと 気持ちが休まる様に思う。  集まる人達も教会の信者達らしく 皆上品な人達ばかりだった。 中に入った私は何となく落ち着かない雰囲気だった。 大変貴重な体験だった。 
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