大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

シェトランドの羊

2023-06-29 22:25:44 | Weblog
シェトランドはどこも 羊だらけだ。 顔の黒い羊も居るが、白い羊の方が数が多いように思う。 広い牧場でのんびりして ストレスはなさそうだ。 海から吹く潮風が牧草に良く 良い羊が育つそうだ。 羊の毛を使うシェトランドセーターは有名だ。 手袋 マフラー その他色々売っているが、値段は高い。 まあ最初から買う気は無い。 でもそれ程 分厚い物では無く割と着やすそうだ。  

牧場の敷地鉄線には 所処 白い羊の毛がついている。  手に取ると柔らかい毛で少し茶色い色が着く。 持ち帰りたいが 動物検疫に引っかかるのでやめた。 帰りサンドセイヤーのバス停でバスを待っていた。 数人の子供を含む家族がいた。  何語を話しているか聞くとロシア語だと言う。  どこから来たか聞いて見るとウクライナだと言って居た。  詳しく聞かなかったが 目つきが鋭く ロシア系の人だろう。 小さな女の子も居てハローキティーのマークの有る服を着ていた。 キティーランドは我が家の近くだし、こんな異国でも愛されるキャラクターなのかと嬉しかった。 この家族は 戦争で ここシェトランドに避難しているのか。 子供に英語しゃべれるのと聞くと 勿論と笑われてしまった。 私より英語は上手い様だ。 家族は ラーウイックの市内のバス停で降りて行った。 観光では無く 住んでいる様子だった。  
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The Mousa Boat

2023-06-29 21:49:44 | Weblog
翌日 腕は痛いし 体は重い。  疲れがたまっている様なので、今日は休養日にする。 一つ博物館を見学して後は 宿で休んだ。 若ければこんな事はしないが、無理は避けた。 一人旅なので自分の判断で決めた。 何か事故が有っても 困るからだ。

さて次の日の朝 朝早いバスで サンドセイヤー桟橋を目指す。 バスは始発のバス停から乗った。 行先を言って総てタッチ決済で乗れた。 日本より便利だ。 船の出発は 11:30だが 10時前に桟橋に着いてしまった。  この辺りは観光地では無く 船小屋が有るだけで、何も無い。 Mousaは対岸に見える小さな島の事
を言って居る様だ。  ここには 有名なMousa Brochが有る。  保存状態は特に良い物だそうだ。
そこまで 船でつてれ行ってくれる。  後は島の中を自由に散策できる。  18ポンドと安いし それで十分と思う。 ここに戻って来るのは 2:30だが 帰りのバスは4時頃で ずいぶん時間が有る。 バスの便が少ないので不便だ。

乗船を希望する場合は予約は不要だそうだ。 総てその場で載せられるだけ人を乗せて出発する。 大半は車で来ている様で バスで来る人は数人しかいない。 このセイヤー桟橋近くにヨット小屋が有って 何隻かヨットを出して 楽しんでいた。 廻りは牧場で羊が放牧されている。 のんびりした所だ。
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クリックミン・ブロッホ 見学

2023-06-29 16:14:38 | Weblog
ポニーの居る 牧場の真ん中の道を進むと このブロッホに着く。 二重の円形の石積の様だ。 屋根は無いが本来は 柳の木を使って編んだ骨組みに 草ぶきの屋根が有ったらしい。  敵からの防御と内部での作業の為の物の様だ。 石器時代より新しく鉄器か銅器時代の物ではあるらしい。 恐らく紀元前の物と思われる。 外を一廻りして中にも入れた。 結構広い様だ。  スコットランドから来たと言う夫婦がひと休みしていた。 彼らはシェトランド・ミュージアムを見るといいよと言って居た。 時間が有れば見て見たいと思う。 この石積を作ったのは どういう人達でどこから来た人なのか。 寒さに強い人種だろう。 腕も脚も腰も太くて筋肉もりもりで 瘦せこけた自分が恥ずかしい様だ。 

自然と古代遺跡と両方が楽しめる良い所だ。 しかし昨日 ノースリンク・フェリーで余り良く眠れず 疲れが有る。  帰って宿で休息しよう。  帰り路 道路脇の段差につまずいて転んでしまった。 膝と顔面と右手を打った。  地元の人が近寄り 大丈夫かと心配してくれた。 恥ずかしかった。 膝小僧は擦り剥き、顔には擦り傷 手首も痛い。  メガネの弦も曲がってしまった。 手で直しながら よろよろ宿まで帰った。 急に運動したのが良くなかった様だ。  その夜は足がつって困った。  

ここで 76歳5か月の自分の体力を思い知る。 一人旅は危険なんだと思った。 それでもまあ何とか旅が続けられそうなので少し安心した。 以降は慎重に行動する。 遠い異国で 骨折入院となったら困る。 無事日本まで戻りたい。 小柄な 薄汚い痩せ老人が荷物を持って知らない土地を旅行している。 そんな感じだろう。 特に近寄って声かける人も居ない。  まあ当初から予想された事で 驚かないが、全ての情報入手 判断と行動の責任は 自分に掛かる。 それはなかなか厳しい。 ツアーの乗っかれば 楽で楽しい旅行が出来るはずだ。
一人旅で何が良いのだろうか。 気ままと言うが、見知らぬ土地で常に緊張している。 顔もこわばっていただろう。 でもメインのターゲットはこの先の リング オブ ブロッガーなので それを目指している。 
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シェトランド ポニー

2023-06-29 15:53:19 | Weblog
ボートを下りて 本日のホテルにチエック・インした。 海沿いの古いホテルで レストランは改装中で使えないそうだ。  お掃除のオジサンの様な方が居て、鍵を渡して案内してくれた。 海の見える部屋だが、天井に海鳥の巣が有るのか ゴソゴソとうるさい。  時間が有るので 歩いて行けそうなクリックミン・ブロッホを見に行くことにした。

その前に 昼食を食べようと思ったが、適当な店が無い。 混雑している。 そこでテイクアウトのフィッシュ&チップスを買って見た。 白身の魚は殆ど味は無い。 結構油こくて余り食べられない。 口に合いそうな料理は無い。  タイ料理 韓国料理 中華料理が目に付いた。 甘めの味付けに思えた。

クリックミン・ブロッホは 古代の遺跡と言う事の様だ。 初めて見る物だ。 40分ぐらい歩くと 道沿いにブロッホは見え、その手前に柵が有り ポニーがいた。 白と黒がいたが 白は遠くに居り 残念ながら黒のポニーを写真に納めた。  寒さに強い小型の馬で シェトランド原産だと言う。 何の役に立つのか用途は知らないが、単に観光用に飼って居るとも思えない。  遠くに見えるのは 湖でクリックミン湖と言う名前の様だ。 この岸辺の近くに ブロッホは有る。 そこまで長い細い道が続く。  天気も良いし風も強い。
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NOSS BOAT TURES 2

2023-06-29 15:30:26 | Weblog
これは6月16日の午前中だ。 重い荷物を引っ張って 港に来て このツアーを申し込んでみた。 帳簿を
引っ張り出して 今は予約で全部埋まってると言う。 だが一人だけ連絡の取れない客が居るので 少し待って
来なければ 載せてあげるよと 船長の奥さんらしい人が言う。  暫くして来ないから OKと言うので
荷物は 操縦する船室の隅っこに置かせてもらった。  船が出発する前に 船長が 概略の航路を説明して
いた。 NOSSは 対岸に見える大きな島の影に隠れる 小島の様だ。 此処には海鳥が多く営巣している
様だ。 乗船可能人員は15人から20人程度の様だ。 船の後部に甲板の上に簡易な椅子を置いて
テーブルを囲み 座る様になっている。 

奥さんが ハンドマイクを付けて 我々にレシーバーを渡してくれた。 私は説明する英語が十分理解できないので無くても良いのだが、一応もらって付けて見た。 紙に鳥の写真と名前を書いた紙を 渡して 説明する時
それを使った。  何となく 海鳥の名前は理解できたが、説明はさっぱり判らない。 まあ想定通りの事だ。
船長は 操縦に忙しいし 奥さんは 説明に忙しい。 夫婦で 仕事を分担して上手く 客を喜ばせるシステムは出来ている。  後で説明を読むと この辺りに地元の人だと言う。 今時は 天気も良く 割と楽しい仕事
だろうが、 冬には海も荒れるし 大変な事も有ると思う。  自然を相手に 客と折り合いを付けて上手く
やるのも 一苦労だろう。  

ここラーウイックにどの程度の観光客が来るのか知らないが、結構厳しいだろうなと思った。 コロナ明けの日本の様に 観光客が多すぎて オーバーツーリズムを心配する必要はなさそうだ。 色々親切にしてくれたし、予約無しで 船にも載せてくれて 便宜をはかってくれたので、チップ5ポンドを渡した。 船を下りて ホテルに向かった。 海岸の海側ぎりぎりに建つ 古いホテルだ。 一部改装中の様だった。  
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NOSS BOAT TOURS

2023-06-29 15:23:26 | Weblog
ラーウイックの波止場に到着した。 まだ朝早い。 荷物を引っ張って 街の中心部に向かう。 15分から20分歩いて 街の中心部に来た。 宿はこの近くだ。  チェック・インにはまだ時間が早いので 事前にネットで調べて置いた NOSS BOAT TOURS を確認して見た。 今回は天候が不明なので事前予約はして無かった。  海が荒れて 船酔いすると困るからだ。 幸い海は割と静かだ。 聞いて見ると1名なら何とかなると言うので 2時間コースで 50ポンド払い乗り込んだ。  この船は海鳥やアザラシ等の自然が観察できると言う良く知られた ツアーボートの様だ。 定員は15名程度だろうか。 勿論日本人は私一人だった。 船主の旦那が船を操縦して 奥さんが 説明すると言う役割の様だ。 事前に見られる鳥の種類を説明した案内を渡してくれた。  私は 海鳥に詳しくないので良く判らない。  それに説明の英語は余り理解できなかった。 

それでもガンネット パフィン シャグと言った鳥の名前を聞いた。 シール(アザラシ)は見られなかった。
岩場に沿って船を走らせて 営巣場所を見た。 海風は気持ち良い。 波の静かな 入江に停泊して 珈琲を飲みビスケットを食べた。 自然保護に協力と言う事で 3ポンド払い バッチを入手した。 なかなか面白いツアーだった。 昼過ぎの港に戻って来た。
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