あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

またいつか

2009-05-08 21:16:31 | 熱海
『あら彩雲さん』
福島屋旅館の扉を開け靴を脱いでいると女将さんから
声を掛けられた。
「ちょっと来たもので・・・」
今日は別の旅館に泊まるなんて言ったら失礼な気がしたので
言葉に詰まった。

入浴料¥400を払うと
『貴重品あったら預かるよ』
ご主人さんに鞄ごと渡して脱衣所に向かう。
足拭きマットをご主人が変えに来た。
「新しいマットを最初に彩雲さんに使ってもらおう(笑)」

ありがたいです・・・
いつも暖かいおもてなしをしてもらいながら
ご主人、私は今日別の宿に泊まろうとしています。

4人ほど先客がいた湯船に浸かった。

 はぁ~・・・
 帰ってきたな~
 やっぱりここに泊まればよかったな

湯上り後、ご主人と歓談(コーヒーごちそうさまでした)

 黙って行こうと思ったけど正直に言おう

「実は今日は三景荘に泊まろうと思うんです」

 いろんな熱海を知りたい

ご主人『中はどうなっているんだろうね。竜宮閣さんみたいな造りなのかな』

「コルトのない(福島屋の)車庫を見るのがなんか耐え難くて・・・」
それが本音。

朝起きて玄関を出て左手の車庫にコルト1100が佇んでいる姿を見るのが好きだった。

そう、一人で福島屋に行く時も
私は一人ではなくコルトと一緒に来ていたんだ・・・


 いつかまたあのコルトと一緒に・・・

コメント (5)
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