あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

氷ヶ池電灯跡

2011-01-18 12:35:43 | 熱海高原ロープウェイ
錆びた鉄柱を見つけた。


分かりにくいが茶色で折れ曲がっているのがそれ



「何かの配管ですかね?」
池のほとりには配水管のような小さな土管があったのを
前に見ていた。

『いや、電灯でしょう。ここに碍子があるし』



管理小屋の電灯が朽ち果てたとはいえ今も残っていた。



絵葉書を拡大してみると
小屋の付近に3本の電灯が確認出来る。

この内の一本なのだろう。

電灯をチェックして気付いたのだが湖面右側の
山にも電灯が見える。




牧場地帯はあの場所まで広がっていたのだ。

一枚の絵葉書から色々な事がわかる。


ボート桟橋は確認できないが湖畔にはベンチが置かれ
左の小屋は厩舎だろうか。

更に奥へとやぶを進むも発見はなかった。

では弁当にしようと池の入り口に戻る。
いつも熱海駅で買う駅弁は「トン漬け弁当」だが今日は「鯛めし」にしました。


池のほとりで仲間と食べる弁当のまったり感に浸る

「帰りに下のサボテン公園に寄ります?」
『いいですけど次のロープウェイの時間て覚えてます?』
「いや、時間が早かったら駅のドライブインでコーヒーでも飲んでいましょうよ」

そんな会話も当時は交わされたのか、と芝生に寝っころがりながら想像する。

玄岳観光牧場跡

もう何もないここにも60年代の残照が残る

そういえば福島屋旅館に「展示」させてもらっている赤電話の台には
『熱海サボテン公園から玄岳へ
熱海高原ロープウェイ』
とエクセルで書いた広告を貼り付けている。

女将さんから
『これを見たお客さんから 「私ここに行きたい!」
と、どうやって行くのか!と尋ねられて困惑した(笑)』
と言っていた事を思い出していた。


コメント (2)
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