『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

雪の毎日…淋しい…

2014-01-07 20:57:21 | Weblog

 

                                                     

     あなた

 帰ってきました。楽しかったけど疲れたよ…

 雪・雪・雪・大雪の毎日です。

 庭がスッポリ埋まってしまいました。

 それぞれ普通の生活に戻りますが、毎日の雪には、いささか参っています。

 もしかして、雪の袋が破れてしまい閉じれなくなってしまったのかな?。

 それとも、誰かの泪が寒さに凍って…雪になってしまったのでしょうか?…

 寒くて淋しい…リコは心配してくれます。

 

 我が家に帰って数日…なんだかすごく疲れた毎日…

 あなたに逢えるような気がして…やっぱり夢かな?

 

 耐えると言う事って…辛いことです。

 「あいたいなぁ…」

 

 は、つとめて。の降りたるはいふべきにもあらず。のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、 

 いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。  

 「冬は、朝早い頃がよい。雪が降った時はいうまでもない。霜がとても白いのも、またそうでなくても、とても寒い時に、火を急いで熾し

て、炭をもって通っていくのも、とても似つかわしい。昼になって、寒さがゆるくなってくる頃には、火桶の火も、白い灰が多くなってしま

い、よい感じがしない。」(現代語に訳した文章)

 清少納言の「冬」の件です。優雅かな?

 寒い時ストーブを背にしているわたしには…とうてい遠い昔の話です…

 

 あなた今夜も更けてゆきます。