あなた
雪降りです。津々と降ってます。
凍れは少し緩んだよう…
昨日お花を買ってきてよかった。
こんな日は可愛いお花を眺めながらお花とお喋りするしか…ないね。
庭の雪は堆く(うずたかく)ここだけ、別世界…
静かにお茶でも点てようかな…
陰陽師、阿倍晴明
平安時代、陰陽師(おんみょうじ)と呼ばれる人たちがいた。
彼らは朝廷直属の陰陽寮という機関に属し、都のために呪いを使った。
都造り、暦作りにかかわっただけでなく、この先どういう政(まつりごと)を行うべきかなどの判断を任されていたというのだから、
かなり高い地位にあったと推測される。
その中でもスーパースターだったのが阿倍晴明(あべのせいめい)
彼は人に呪いをかける、逆に人にかけられた呪いを祓う能力に長けていたという。
一方彼の永遠のライバルだったのが葦屋道満(あしやどうまん)。ある日2人が呪術対決をすることになった。
対決内容は、中を見ないで箱の中にあるものを当てるというもの。
立会人は2人の見てないところで箱の中に15個のみかんを入れた。
道満は即座に、「みかんが15個入っています」と答えた。
それに対して晴明は「いえ、ねずみが15匹います」と答えたという。
誰もが道満の勝利を信じて箱を開けた ところが箱の中にいたのは15匹のねずみだった。
晴明が呪術の力でみかんをねずみに変えたのだ。かような力を持っている
あるいは、少なくとも持っていたと信じられていたのが安部晴明だった。
阿倍晴明 この人の話は数多くあります。
このお話もその中の一話。
一寸面白かったので、あなたにも、読ませたくて…
雪はだいぶ、小降りになってきましたが、ボンヤリとしたお陽さんが「顔を出そうか?出すまいか?」って迷ってる感じ。
阿倍晴明の話を読むとすぐに天界でも、呪術にかかるのでしょうか?…フフッフ…