続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

高所恐怖症者の衝撃。

2012-11-08 06:29:44 | 日常
 昨日の鷹取山、京急金沢文庫から八景、湘南鷹取を抜け、展望台のある頂上へと到着。
(今日は案外楽チン、歩くだけのコース)
 楽しい昼食も済み、神武寺へと向かった。


 と、ところが・・・絶句!!
 急勾配(絶壁)をチェーンを伝わって降りるという。

 以前にもこの箇所を通ったことがある。あの時は確か登り・・・。前の人の足場をその通りなぞるようにしてチェーンをつかまり登っていった。(距離にすれば大したことはない)眼前は岩壁だけだから恐怖を感じないうちに登り終えた。


 でも、今回は下り。崖下を見て一気に硬直したわたし、前の人が難なく降りたのを見て
「ちょっと、待ってよ!わたしは降りられないわ!!」と叫んだ。
 すると前を歩いていたMさん、
「とにかくチェーンを離さないで、一歩一歩、足をのせて行けばいいんだ」と教えてくれた。
 それでも崖下を見て、脳天を一撃されているわたし(ここを降りなくては帰れない、死ぬのかしら)と錯乱しているわたしの靴を指差し「ここ」「次はここ」とMさん。

 何とか無事下に降りた時は「下りたぞぉーッ」と叫びたいほどの安堵。

《アァ、怖かった!!》


*観音崎の灯台にも上れなかったわたし、今でもエスカレーターに乗る際、ちょっと見送ってからでないと乗れない。(何してんの)って感じである。再度あのコースと知ったら、参加できるだろうか。経験(二度目は平気?)・・・今は考えないことにしよう。

『ひのきとひなげし』45。

2012-11-08 06:14:55 | 宮沢賢治
 けしはやっぱり怒ってゐます。
 けれども、もうその顔もみんなまっ黒に見えるのでした。それは雲の峰がみんな崩れて牛みたいな形になり、そらのあちこちに星がぴかぴかしだしたのです。
 ひのきは、まただまって、夕がたのそらを仰ぎました。

☆努(つとめる)信仰を告げる。
 幻(実体がないのにあるように見える)を云う。
 抱いた法(仏の道)の義勇(正義と勇気)。
 経(常に変わらない)正しい意(こころ)の幽(死界)の講(はなし)である。

『城』1088。

2012-11-08 05:45:41 | カフカ覚書
「村長さん、いろんなことをあまりに単純に考えすぎていらっしゃるのは、またしてもあなたのほうです。わたしを当地に引きとめているものを二、三列挙してみましょう。

 列挙/aufzahlen→aufzahren/精根尽き果てる。

☆「村長(死への入門)さん、とKは言い、いろいろなことをあまりに単純に考えすぎていらっしゃるのはあなたの方です。
 この場合、先祖が発言を控えているのは精根尽き果てているからです。