続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

義理?

2012-11-17 06:38:01 | 日常
 近所の方が参加しているグループ展、地の利が不便なところにあり、出嫌いのわたしにはプレッシャー。

 でも考えてみる、御年82才になられる方のたゆまぬ努力をこの眼で体感させていただくことは、わたしの前を照らす光でもある。そして目的がない限り歩かないわたしを遠くまで歩かせてくれるのだと。


 いかにも義理を脳裏にチラつかせるわたしの不遜・・・。(元気がないの、疲れているから)行かれなかった場合の言い訳をあれこれ考えているうちに、行くことで言い訳を消去できるならというマイナス思考でギリギリタイムアップ寸前で家を出た。


 案内状を手渡してくれたとき「行かなくったっていいの」と恥ずかしそうに謙遜した彼女を思い出して(お互い、頑張りましょう)と、自分にも言い聞かせたわたし。


 画廊に出かけてみると、彼女は不在だったけれどサークル仲間の人は彼女について語ってくれた。
「仲間のみんなが言いたい放題の批評をしても静かに黙って聴いているんですよ。実に真面目です」と。

 そういえば彼女、「酷評するのよ、聞いているのも辛いわ」と洩らしていた。


 酷評に打ち勝つ、負けない心!

 義理で出かけたように錯覚したわたし、大きなお返しを頂いて帰路に・・・やっぱり、外に出なくちゃいけない!

『洞熊学校を卒業した三人』8。

2012-11-17 06:28:42 | 宮沢賢治
そこで赤い手長の蜘蛛と、銀いろのなめくぢと、それから顔を洗ったことのない狸が、一しょに洞熊学校を卒業しました。

 顔/face→Faith/信仰を暗示。

☆釈(意味を解き明かす)のに須(必要な)帳(ノート)。
 智(物事を考える能力、真理を悟り、煩悩を断つ心の働き)を修(正す)。
 吟(うたう)信仰、千(たくさん)の理(道理)。
 宇宙は等(平等)である。
 幽(死界)の楽しい講(話)を卒(ひきいて)合(ひとつにしている)。

『城』1097。

2012-11-17 06:19:14 | カフカ覚書
 第六章  橋屋のお内儀の身の上話

 Zweites Gesprach mit der Wirtin

☆悶着を起した約束の会話。


 宿屋のまえでは、亭主が待ちかまえていた。こちらからたずねてやらないと、口をききにくそうな様子だったので、Kは、なんの用だね、とたずねた。

☆(言葉上の)一族の前では、言葉は評価されている。こちらから旗を掲げないと、強く話せないようなので、何かね、とたずねた。