続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』380。

2011-02-10 06:49:17 | カフカ覚書
 しかし、Kは、せっかくの好意を無視して、オルガから離れて、亭主を脇につれていった。オルガは、そのあいだ玄関の隅っこで辛抱づよく待っていた。

 好意を無視して/undankbar→andenken/追憶。
 隅っこ/Ende→enden/死ぬ。
 辛抱づよく/geduldig→gedurft(duefen)/~することは許されている。

☆Kの追憶は機関が起こす支配力で言葉を中止したが、それにもかかわらず、かっては死ぬことは許されていた。

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