続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

吉川宏志(私的解釈)夕闇に。②

2022-02-28 06:44:06 | 吉川宏志

 夕闇にわずかに遅れて灯りゆくひとつひとつが窓である事

 夕闇はユウ・アンと読んで、幽、晏。
 わずかに遅れて(僅遅)はキン・チと読んで、金、知。
 灯りゆく一つ一つ(灯行一一)はトウ・ギョウ・イチ・イツと読んで、当、業、一、佚。
 窓である事(窓有事)はソウ・ユウ・シと読んで、総、幽、慈。
☆幽(あの世)は晏(やすらかで)金(美しくて立派)である、と知(感じている)。
 当(そうあるべき)業(報いを受ける元となる善悪の行い)を一(ひたすら)佚(なくしている)。
 総て幽(あの世)は慈しみである。

 夕闇はセキ・アンと読んで、寂、庵。
 わずかに遅れて(僅遅)はキン・チと読んで、近、地。
 灯りゆくひとつひとつ(灯行一一)はトウ・モウ・イチ・イツと読んで、透、向、一、何時。
 窓である事(窓有事)はソウ・ウ・ジと読んで。捜、迂、地。
☆寂しい庵に近づこうと、地(場所)を透(通り抜け)向かっていく。
 一(最初)は何時捜せるのか、迂(遠回り)の地(場所)であった。

 夕闇はユウ・アンと読んで、猶、案。
 わずかに遅れて(僅遅)はキン・チと読んで、襟、知。
 灯りゆくひとつひとつ(灯行一一)はトウ・コウ・イツ・イツと読んで、套、講、逸、溢。
 窓である事(窓有事)はソウ・ユウ・ジと読んで、総、憂、事。
☆猶(躊躇う)考えは襟(心の中)で知(感じている)。
 套(おおった)講(話)に逸(かくれ)溢(あふれているのは)、憂(悩み、苦しむ)事である。


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