続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』3037。

2018-09-28 06:30:08 | カフカ覚書

かわいそうに、きみは、そいつのために破滅してしまった。ただ束の間にすぎないもの、亡霊、古い想い出、所詮は過去になってしまった、そして、ますます過去のものになっていく昔の生活、こうしたものをいまのきみの生活であるように思いこみ、その錯覚にまけてしまったのだ。


☆ただその瞬間、幽霊、古い記憶は錯覚になり、そのために絶望してしまった。より多くの昔の生命の死がきみの今の現実の生命である。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿