続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)57

2020-06-27 08:01:23 | 飯島晴子

   青淵を幽かにもどる男の雛は

 雛流し、女の祭りだから男の雛はない。(淡島神社の雛流しを見学したことがあるが、今は船に乗せ、一回りしてもどってくる。神事は厳か。)

 青淵はショウ・エンと読んで、衝・掩。
 幽かにはユウと読んで、雄。
 もどる(戻)はレイと読んで、領。
 男はナンと読んで、難。
 雛はスと読んで、守。
☆衝(大事なところ)を掩(隠す)。
 雄(男)が(女を)領(自分のものにする)難(禍)から、守るために。

 青淵はショウ・エンと読んで、妾、艶。
 幽かにはユウと読んで、誘。
 もどる(戻)はレイと読んで、励。
 男はナンと読んで、軟。
 雛はスウと読んで、数。
☆妾は艶(色気)で誘(惑わすこと)に励む。
 軟(やわらかい)数(図りごと/企み)である。

※『寒晴』はカンショウと読んで、換称。修辞法の一つ、提喩のうち、固有の名称とその同類一般との間で起こる表現。


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