続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』2028。

2015-07-21 06:03:55 | カフカ覚書
 ただひとつおどろくべきことには、すくなくとも橋屋では、シュヴァルツァーのことがある種の敬意をもって語られるのであった。それも、りっぱなことというよりも滑稽なことが話題になぅている場合でさえ、そうであった。そして、ギーザも、この尊敬の念にいっしょに加えられているのだった。


☆ただ驚くのは、すくなくとも仲介のハロー(死の入り口)ではシュヴァルツァー(影の人)のことが先祖の良心として尊敬を持って語られるのであった。その時でさえ、むしろ馬鹿げたことであっても敬意をもって語られた。ギーザ(総体)もまた、これら尊敬の念に共に含まれるのだった。

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