続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』2035。

2015-07-28 06:01:27 | カフカ覚書
おれは、あのときは村のことがまったくわからず、知った人もなければ、隠れ場所もなく、長途のたびに疲れはて、すっかり途方にくれ、あそこのわらぶとんのうえに横になり、当局からなにをされようと、どうにもできない立場におかれていた。


☆あのときは来世のことがまったくわからず、知人もなく逃げ場もなく、ひどく疲れ果て、まったく助けもなく、来世では藁布団(浮浪者の袋)に横たわり、当局から掴んで引き渡されるような状況だった。

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