楊桃の夜なかの道を行くといふ
楊桃はヨウ・トウと読んで、羊、頭。
夜なかの道(夜中道)はヤ・チュウ・ドウと読んで、也、知友、導。
行くといふ(行言)はコウ・ゲンと読んで、広、言。
☆羊頭也。(見かけは立派でも中身が伴わないこと)
知友の導(教え)広言(口に任せて大げさに言うこと)がある。
楊桃はヨウ・トウと読んで、夭、悼。
夜なかの道(夜中道)はヤ・チュウ・ドウと読んで、也、宙、導。
行くといふ(行言)はアン・ゲンと読んで、闇、幻。
☆夭(おさない)悼(死を悼む)也。
宙(おおぞら)に導かれ、闇(ひそかに)幻(まぼろし)になった。
楊桃はヨウ・トウと読んで、陽、透。
夜なかの道(夜中道)はヤ・チュウ・ドウと読んで、也、昼、洞。
行くといふ(行言)はコウ・ゲンと読んで、光、現。
☆陽(ひの光り)は透ける也。
昼の洞(ほら穴)は、光で現れる(隠れていたものが現れる)。
夜なかの道(夜中道)はヤ・チュウ・ドウと読んで、耶、衷、如何。
行くといふ(行言)はコウ・ゲンと読んで、交、厳。
☆羊頭(みかけ倒し)耶。
衷(心の中)を如何に交えるか、厳しい。
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